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「必ず乗り物酔いをする人が、瀬戸内海の船に12回乗った話」

瀬戸内海旅行1日目。

東京から新幹線で岡山。
岡山から、さらに宇野港までやってきた。

目指すは直島✨

ここで避けては通れない問題がある。
そう、島には船で行くしかない。

私は昔からすごく乗り物酔いをする。

特にバスと船だ。
伊豆大島に船で行った時は、乗船3歩目で酔った。

正直、乗りたくない気持ちでいっぱいだった。

ところがである。

瀬戸内海、全然波無いじゃん‼️

海といえば、サーファーがいるような
千葉の荒波を想像していた。

いやいや、ぜんぜん無いです。
それと比べたら湖ですか?ってくらい。

しかも、宇野港から直島(宮浦港)へ向かう船は
大型フェリー🛳
車も一緒に入れるくらい大きい。

私は少しでも酔う可能性を下げようと、甲板の席に座った。

いくら大きかろうが、船は船。
多少横揺れは感じる。

ただし
「うわ〜船に乗ってるぞ〜揺れるぞ〜」
と、意識を集中して感じるレベル。

なので、
「よし、頑張って酔うぞ!」と思えば揺れを感じる程度。

それでも心配な私は、海歌メドレーを聴く為にイヤホンを耳に突っ込む。

いよいよ直島に出発。

すると‥‥。

揺れが気にならないくらい、景色がめっちゃ綺麗‼️

甲板にいると潮風が超爽快。

海歌メドレーの曲が『波乗りジョニー』になり
もう歌い出し気分になってきた✨✨

たったの20分の船旅。
だけど、自分にとっては船に乗れたという大きな自信になる出来事だった😄

後日談。
あれだけ船にビビっていた私は
大型フェリー、高速艇、小型フェリー、観光船、屋形船、魚船まで、この旅で計12回乗ることになる。

瀬戸内海といえど、
小さくなればなるほど船は揺れる。

【大型フェリー】
初めて乗った時は、ディズニーのジャングルクルーズくらいかな。と思った。
その後、2時間乗ることになったが、その時はスマホを操作してても余裕になっていた。

【高速艇】
波に乗って跳ねていく感じ。
まぁまぁ揺れる。ジェットスキーかな?という感じで、甲板の席だと水飛沫がすごい。
40分乗ったが、長くは乗りたくないなって感じ。

【小型フェリー】
でこぼこしている道路を進むバスって感じだろうか。
私はバスならば山道1時間までは酔わない。
なので
「ここはバスだ。ここはバスなんだ。だからいける、いや、マジでいける」
と自己暗示をかけ続けた。笑
実際バスより揺れていないと思う。

【屋形船】
これはめっちゃ揺れた。
公園にある、パンダ🐼とかのギッタンバッコンするバネの遊具くらいの横揺れ。
乗客からどよめきが出る程度には揺れる。
しかし、もうすでに10回近く船に乗っていた私はまったく酔わなかった。

【漁船】
漁船なのかな?ボートみたいな舟にエンジンがついている。
真っ直ぐにぶっ飛んでいく。
揺れたかもしれない。
揺れたかもしれないが、運転手のお兄ちゃんがイケメンだったので気にならなかった。
たまたま私しか客がいなかったので、
さながらドライブデートだった。
漁船のイケメンに、夕日が綺麗なスポットを教えてもらった。あれ?船酔い?なんだっけそれ。いい思い出しかない。笑

かつて、瀬戸内海の船酔い事情を
ここまで詳細に書いたものがあっただろうか。
いや、無い。なぜなら調べたから。

船酔いを恐れる人間が、旅行先でまず調べるのが「瀬戸内海 船 酔わない方法」
という検索ワードだ。

しかし、そこに答えはない。
人それぞれの感覚の違いがあるから。

でも、他の人の感覚を知っておけば
安心できることがあるのも知っている。

ポイントは「なるべく後ろの席の真ん中」
前に行くほど揺れると、船の人が教えてくれた。
真ん中というのは、私の感覚。

屋形船に乗った時は中央の席の方が揺れずに安定した。

乗り物酔いの薬を持っていったけど、結局1個も使わないまま乗り切った。

だから、船酔いを恐れる旅人よ。
まずは瀬戸内海に行こう。

直島に大型フェリーで行くことから始めよう。
船に乗れれば、選択肢が広がる。
素晴らしい景色を見ることができる👀

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