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じいちゃんが起業したわけ〜92歳元カメラ屋の奮闘と考え方〜

みなさん、こんにちは。鈴木淳です。
突然ですが、家族や親戚と仲良いと自分で思いますか?

ぼくの母方のじいちゃんと先日話す機会を作りました。
御歳92歳。歳を感じさせないくらいよく食べ、3ヶ月に1回は病院に通って入るけれど、今はとっても元気なおじいちゃんです。

今は元気、そう今はです。
元気なうちにたくさんじいちゃんと話しておこうと思い、墓参りのついでにじいちゃんのことについて聞いてきました。

これまでは大好きな写真のことと母親のことは話したことがあったのですが、じいちゃん自身の仕事への考え方や人生についてってあまり聞いてこなかったので、とても楽しみでした。

今回はじいちゃんについて書きます。

カメラや写真が大好き

仕事の話をしようとしましたが、やっぱり最初は、というかほぼほぼカメラと写真が大好きなお話。
最新のEPSONのプリンタを購入したこと、何年か使っているフジのカメラのこと、印刷した写真の色味のことなどなど、写真のことを話すと生き生きとした表情で止まりません。

ボケを防止するために写真を撮り続けると自ら話していて、夢中になれることがあるって本当に良いことだなと実感しました。

家の捉え方から見る優しさ

最新のプリンタを買えるのは、厳しい時期を超えたからだと話していました。
カメラ屋を立ち上げたときや、小さいけれど家を買ったときはローンがあって全然裕福ではなかったと。

仕事で好きなカメラは触れるけれど、好きに自分のカメラを買ったりはできなかったと当時の話をしてくれました。

そんな中、家を買うというところでじいちゃんや亡くなったばあちゃんの優しさがちらり。
小さい家でも買った方が良いと力説していたのですが、ぼくの価値観では持ち家は特にお金を生まないから急いで買うものでもないかと思っています。

なんで買った方が良いのと聞くと、
「家を買っておけば、どんなに小さな家でも帰ってくる場所ができる。子どもたちにも残せるから。」
とローンは厳しくも子どものためを思う親心を感じました。

ありがたい、ここまで大きくしてくれて本当にありがとう。

カメラ屋の立ち上げ

カメラや写真が好きで、富士山のフォトコンテストに出品して佳作を取るなど、腕も確か。
プロから学び、沼津のカメラ屋に修行に行って、じいちゃんの現像スキルや愛嬌でお客さんが増えていったとのことでした。

伊東でいざお店を出すぞ、というところで今回のおしゃべりは終わりに。
最後までは話せずでしたが、じいちゃんの想いや考えをたくさん知れました。

次に伊東へ帰った時に、続きを話します。
そして、与えてもらったので自分もじいちゃんがこれからもたくさんの思い出を作れるように与えていきます。

続きは乞うご期待で。
今回もありがとうございました。

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