大空 幸星という人物と自殺

今日も死を考えてるブラックあやねです。

今回、取り上げるのは『大空 幸星』

その人物とは
「望まない孤独」の根絶を目的に、NPO法人 あなたのいばしょを設立し、その理事長だ。

あなたのいばしょとは
死にたい、辛い、苦しい…どんな悩みも24時間、365日受け付けてくれるチャット相談窓口である。

僕がその人を知ったきっかけは
TikTokだ。

【僕は自殺が駄目だという言葉はですね、非常に乱暴で危険だと思うんです。それぞれ悩みがあるし、それぞれ乗り越え方があると思うんですけれども、死ぬ怖さと生きる苦しさが本当にせめぎ合ってる時に、その悩みは持続しない・将来は絶対また明るい未来がある、この言葉では救われないと、僕は個人的に思いますね。やっぱり僕も死んで欲しくないです、だから自殺相談窓口をやってるわけなんですけれども、死んでもいいけれども、死んじゃだめっていうのが僕の言葉で、安楽死の議論の延長戦で言われていますけれども、死ぬ権利を行使してる訳じゃなくて、追い詰められた末の死であって死ぬ権利の行使じゃなくて生きる権利を行使できなかった結果として起こってると。だからやっぱりそうした時に、死んじゃダメだ、死んじゃ駄目だって言うと最後の手段まで奪われてる気持ち、僕の苦しかった時を思うとなってしまうかなと思う。出口は確保した上でいかに生きる権利を行使してもらえるかっていうことが自殺支援の本来のあり方であって、そこに向けて具体的な制度を落とし込んでいく。出口を確保したまま生きるということを選択してもらえるようなことをどうすれば良いか僕自身も考えていきたい。】

その言葉を聞いて、心にすぅっと入っていくような、心地いい感じがした。嫌な感じも全く無く、ひとつひとつの言葉にしっかり感情が込められて、この言葉が欲しかったんだなぁって思った。
この人を知ったからあなたのいばしょというチャット相談窓口があるっていうことも知れたし、自殺支援制度があるっていうことも知れた。

それで、当事者が救われるかって言ったらまた話は違ってくるけど、そういう支援制度があるということだけでも広まって欲しいな。
それでも、死にたい気持ちは変わらないと思うんだけどね。生きている限り。

僕は自殺しようとしている人を見かけたら、そのままそっとしておくかな。止めたらさ、僕のエゴを相手に押し付けてるようなもんじゃん。
死ぬことで、楽になれるんだったら良いんだよ、自分の人生なんだし。

自殺が駄目という固定概念が無くなったら…
と願うばかりだ。

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