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【週刊ユース分析】EAST②流経大付柏高校を調査!!

いよいよ始まりましたね。スーパープリンスリーグ!関東だけはプレミア所属のチームが8つもあるので合同で行わず、プレミアリーグ関東として実施される予定です。

プレミア所属のチームをひとつづつ紹介していますが、前回の市立船橋高校に続いてこちらも千葉・高体連の雄。流通経済大学付属柏高等学校を取り上げたいと思います。


まずは、

■プレミア9年間の戦績と立ち位置のおさらい

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総合10位。

何といっても2013年にEASTを制し、さらにヴィッセル神戸ユースとのチャンピオンシップにも勝利してのプレミア制覇が光ります。

2013年の主力には磐田にも来てくれた秋山陽介選手(名古屋)をはじめ、小泉慶選手(鹿島)、小川諒也選手(FC東京)、ジャーメイン良選手(仙台)など、今でもJ1のレギュラークラスが多く在籍していましたね。

しかしユース勢の勢いに押されて2016年に無念の降格。が、わずか一年で意地のプレミア復帰を果たし、現在もプレミアの常連として君臨しています。

高体連組での立ち位置はこちら。

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山田、東福岡に続く第3位。東福岡が西の赤なら流経大柏は東の赤。

東福岡が自らを「赤い彗星」と名乗ってますからね、ここはひとつ流経大柏も何らかの愛称が欲しいところ。インテンシティの強さが伝統ですから、ベタですが「赤い悪魔」が良いかもしれません。(本当にベタ!)


さらに千葉での立ち位置はこちら。

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トップランカーではあるものの、市船とレイソルユースの猛追を受けて近年の実力は拮抗しています。

いずれにせよ千葉を、それから関東を引っ張っている存在であることは間違いありません。


■流経大柏の印象

少し個人的な感想になってしまいますが・・・。流経大柏の印象はあまりよくないです!

悪い。というよりはトラウマですかね。理由はこちら。

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ネット上の画像の頂き物ですが、2014年の冬の選手権決勝。

ひっっっさびさに決勝進出し、全静岡県民の期待を背負った藤枝東をチンチンにやっつけたのが流経大柏。大前選手でした。

大前選手はこのあと清水に入団して藤枝東のエースだった河井選手と同じチームになるところがドラマなんですけどね。

磐田ファン的にはあまりこのドラマは無関係でして。。。さらに磐田はこの大前選手が苦手で苦手で。先日のJ2群馬戦でもきっちりやられて、思わず執筆中の筆が止まりました(笑)。


ただ、この年の大前選手は凄かったですよね。手が付けられなかったです。先日の磐田vs群馬を解説した播戸さんが「クオリティ」を連発してましたが、(悔しいけど)一つ一つのボールの置き方や、プレイスキックは今でもさすがのクオリティでした。


■本田監督とインテンシティ

強豪チームに名将あり。というのはもはや常識。流経大柏の場合は言わずと知れた本田監督(現在は退任)でしょう。

本田監督の方針は、青森山田・黒田監督との会談の中で話されていたこの言葉に集約されていると思います。

われわれは今、ボールを保持することよりも、いかにボールを奪うかにこだわっています。そうするとどうなるか。相手チームにはわれわれのプレスをかいくぐる技術、例えばパス精度が必要になり、相乗効果が生まれます。

最高です。現代はとかくポゼッション主流ですけどね。奪うんですよ。奪う。

それを普段の練習から高めていけば、相手するのも自分たちですからね。自然と足元、パス精度が上がるわけです。つまり!ポゼッションが上がるわけです。

シンプルですけど、その通りだと思います。


黒田監督も、東福岡の志波監督もおっしゃってましたが、部活はその先のカテゴリーがないですから、それぞれ巣立っても戦える個性を磨くんですけど、本田監督の哲学もまた惚れ惚れしますね。


ちなみに本田監督、(恥ずかしながら存じ上げなかったのですが)出身は静岡ということで、流経大柏の苦手意識が少し和らぎました(笑)。


注目選手!

藤井海和選手(流経大柏3年)

松原颯汰選手(流経大柏3年)

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私が2人に注目するのは、チームの主力であるのはもちろん、2019年 現・鹿島の関川選手を擁して選手権準優勝したとき、当時のピッチに二人はいたんですね。

しかも1年生DF、GKとして。


まさしく、勝ち癖を共有する守りの要。まだ二人とも内定は出ていないようですが、今シーズン、それからプロになってからも注目していきたいと思います。



「強度」を合言葉に、FWからDF・GKまで高い技術を発揮する赤い悪魔。本田イズムを攻守にわたって存分に発揮する様は、要チェックです!


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