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【週刊ユース分析】第101回 全国高校サッカー選手権を強い順に可視化してみた!

お正月の風物詩。全国高校サッカー選手権
昨年の100回大会を青森山田が3年越しで制して黒田監督も勇退。101回目の今大会から新たなスタートを切る印象ですね。

そんな新たな選手権も先日無事に組み合わせ抽選が終わり、初戦から無慈悲なカードが山ほど(汗)。

特にDブロックがヤバいぞ!という声が多く、静岡や熊本あたりがざわついております。。。

という事で!
今回は各都道府県の代表校を、現在の所属リーグごとに色分けしてみて、どのブロックが本当にヤバいかを可視化してみたいと思います!!!


色分けの仕方は以下の通り。ヤバいブロックほど暖色に映ることになっています。

※プリンスリーグの順位は11/23時点



それでは早速行ってみましょう。
まずは

Aブロック

Aブロックは何と言っても連覇を狙う青森山田が本命。
対抗馬はプリンスリーグで好成績を収める尚志徳島市立米子北神村学園といったところ。

そして特筆すべきは先日の高円宮杯プレミアリーグの入れ替え戦で尚志、米子北、神村学園が来年度の昇格を決めたこと。
すなわち来年の尺度で言えばSクラスのチームが4つもあるブロックになってしまいました(汗)。


また一方で久々出場の国見、エスパルス内定の森重陽介選手(FW)擁する日大藤沢も初戦突破で勢い付けばわかりませんよ!!


続いて

Bブロック

こちらは前評判で行けば履正社1強
帝京大可児あたりも例年ほどの勢いがありませんから順当にいけば履正社が勝ちがありそうです。

プレミアリーグWESTで何度か戦いっぷりは見ていますからね・・・間違いなく強いですよ、履正社は。

しかし、
注目で言えばインターハイ準優勝の帝京を破った國學院久我山も上位に来るでしょう。また、中国プリンスで調子のいい岡山学芸館が履正社撃破まで行けるのか、注目です。


続いて逆サイドの

Cブロック

ここはSランクのプレミア勢がいないので比較的穏やかなブロックに見えます。

が、
忘れてはいけないのがここにはSランクの市立船橋を破った日体大柏、同じくSランクの東福岡を破った飯塚がいること。
特に日体大柏にはレイソル内定のオウイエ・ウィリアム選手(FW)がいますからね。はっきり言って実力はSランクだと思います。

あとはセレッソ内定の阪田澪哉選手(MF)率いる東山と、高川学園富山第一星稜丸岡と全国上位常連がひしめいていますから、見た目以上に激しいブロックかもしれません!



最後に

Dブロック

結論から言うと皆さんの感覚は正しい。明らかに暖色(笑)。

特に大津のブロックが激ヤバです。
反対側を見てもインターハイを制した前橋育英。はっきり言ってレベルが他の地域より高い関東プリンスを制した昌平

大津と初戦を迎える浜松開誠館もSランクの静岡学園を破っての出場で東海プリンスを制覇。

準決勝の静岡学園戦は私も80分見ましたが、学園の攻撃力に対してブロックを敷いてまずは受け、カウンター一発・・・ではなくて!
中盤からがっぷりよつで渡り合って上回ってましたから、はっきり言って強いですよ。

(それなりにプレミアリーグを観てきた)私の個人的な意見としても浜松開誠館の全国制覇はあり得る!と思っていたのですがかなり正念場なブロックに入りましたね。

派手な高校が多いので陰に隠れていますが成立学園日本文理も強い。本当に厳しいブロックだという事が視覚的にも証明されました。



それでは全ブロックを示した

全体像

はこちら。

前評判的には
青森山田、履正社、前橋育英、大津、昌平の5強が中心になると睨んでいますがそのうち3校が入ったDブロック。

それから可視化してみると何気に激戦なAブロック。

打倒履正社のBブロック。

色で見ると最も平和ですが実質Sランクの日体大柏、飯塚のいるCブロック。


結局のところどこも厳しそう(笑)
もっというとこういう前評判通りに行かないのが2種年代の醍醐味だったりしますからね。

また、
全国制覇するためにはどのブロックに居ようが全部勝たなくてはいけない訳ですから!
本日の可視化はあくまでも参考です!!


最後に、
惜しくも全国を逃してしまったSランク、Aランクの高校を載せておきます。これらの強豪を破って勝ち上がってきた高校は(たとえCランクであっても)間違いなく強いはずです!



皆さんの地元の代表はどのブロックでしょうか。
年末年始が楽しみですね。




本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


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