見出し画像

【真実】子供を産まない

こんなデータがありました。
子供を産まない選択をしている人が増えているそうです。


僕自身、2人の子供を育てているのでなんとも寂しい気持ちにもなるのですが、やはりそこは個人の尊重の前には無力だし、
何といっても子育て自体がリスクを含んじゃってるってのが残念過ぎる。

種の継承という「本能」を人間から奪うほど、日本は子育てしにくい国になってしまった。
本当に恐ろしい話だと思う。



■偏見は最悪

上記のサイトの中で気になったのが
出産や育児に対して周囲の扱いにうんざりしたというコメントが多いこと。

女性=出産という固定概念と、それによるハラスメント。
この辺の時代錯誤が少子化に拍車をかけているように見えるし、女性の社会進出が出生率を妨げてるのならそれはどう考えても男側が進化していない証拠ともいえる。

一方で、
僕が娘のお弁当をつくるとそれを聞いたお友達のママが「すごーい」と誉めてくれて、そりゃ嬉しい気持ちにもなるけれど僕が単純に料理が好きなだけで、本来性別は関係ないはずだ。

つまり子育て真っ最中のお母さんたちの中にすら、この手のアンコンシャスバイアスは根強くある。



■なぜ子供を育てるのか

ちなみに僕が思う子育ての醍醐味は、

「かわいいー」 でも
「楽しい!」 でもなく
「こいつらスゲェ!!!」 ではないかと思う。


よく”子育ては親育て”なんて言うけれど、なんというか独身時代に思っていたものとその実態は全く違う。

子育てを通じて自分が成長できました。どころのぬるい話ではなく、彼ら彼女らからは人間が生きていくうえで本来あるべき姿みたいなのを強烈に感じることがある。

そしてそれは自分自身が年を取れば取るほど身に染みて、生きてくうえで賢くなったと思っていた自分を猛烈に否定する。人は知識と経験で知らず知らずのうちに皮をかぶる。
子供たちはそんな「大人の皮」を本来あるべき姿までをすべて引きはがしてくれる。

それはとにかく痛快だ。


「子育て」じゃないんですよね。手間だと思うから気が引ける。

親なんてのは単なるフォロアーです。子供は勝手に育ちます。そして「育っていくためのエネルギー」みたいなものを大量に発散させて、親たちに教えてくれるんです。


自分自身が元気なうちは良いです。気力も体力も衰え知らずなら何も問題はありません。
でも、それが少しでも衰えてきたとき、彼ら彼女らから享受する教えやエネルギーは子育てで出ていく金の比ではありません。



子育ての醍醐味は「こいつらスゲェ!!!」から享受する、本来の強さです。
それはわざわざ海外のパワースポットに出かけなくても、近所の公園で得られるものです。


子供を産まない選択は自由ですが、
彼ら彼女らから得るものもは、今見えているものだけではないというのは事実としてあるのかもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?