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【横浜ビーコル🏀】【雑感】クイックシューターという大正義。
パスを受けて、すぐシュート打たれちゃうと止めらんないよね。
文字に起こすと当たり前すぎるこのロジックを少し整理して、とある選手への思いを馳せてみたい。
バスケのシュートというのは実に不思議で、
そこそこ重いボールをいとも簡単にポンポンと放り投げているわけなんですけど、
腕立て伏せをたっぷりして腕力を鍛えれば可能になるのかと言えば決してそんなことはありません。
バスケ初心者の方が初心者然としてしまうのはまさにここの部分であって、
ボールを放る際に腕の力に任せてぶん投げてしまうのが原因だったりします。
![](https://assets.st-note.com/img/1698192921704-ah26iMra4L.png?width=800)
■大事なのは膝
他のスポーツでもそうですけど、
バスケのボールってのは腕以外の体の部分と気持ちよく連動することによって正確に、かつ遠くに飛ばすことが可能になります。
大事なのは下半身。意識すべきは膝であるとよく言われます。
センスある選手などを「膝が柔らかい」と表現するのはそのためでもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1698193490666-2pkrx2nNsf.png?width=800)
後半疲れてくるとシュート精度が落ちてしまうのは、下半身との連動が上手くいかなくなるから。
つまりシュートが上手い人って、上半身と下半身の一連の動きがスムーズかつ正確なんですよね。何回やっても。
で、クイックシューターですよ。
これを踏まえると彼らの凄さがより分かってくると思います。
■パスを受けた瞬間の話
ボールを受けたら膝を使って、下半身との連動を意識して、「えいっ」と放る。
シュートってのはこの作業を無茶苦茶早くやらないといけないわけです。でないと相手のプレッシャーを受けちゃう。
多くの選手がスリーポイントを打つ際にワンモーションで打つのはそのためでもあります。
※ワンモーションについてはこちらのサイトに詳しく書かれています!
![](https://assets.st-note.com/img/1698194554585-ovVm68oKsP.png?width=800)
と、まぁここまではある意味普通の話なんですけど、
今回特筆したいのはこのワンモーションのシュートを更に速く打てる人たちの話。
これを勝手にクイックシューターと呼んでいますが、
クイックシューターの凄いところは、パスを受けた瞬間に上の絵で言うと左側の体制に入れること。
普通はですね、
①パスを受ける ⇒②膝を意識して体制に入る ⇒③シュートを放つ なんですけど、
恐ろしいことに
①パスを受けた瞬間に体制に入る ⇒②シュートを放つ が出来て、
そんでもってスリーをスパスパ決めてしまう人がいるのです。
代表的なのがこの人。
ついに新天地に降り立ったお祭り男🏮
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) October 17, 2023
超満員のアリーナで輝きを放つ大活躍!
群馬#9 辻 直人(SG|185cm)
GAME1 : 17 PTS|4 3FGM|4 AST
GAME2 : 19 PTS|3 3FGM
【第2節 vs横浜BC】@naoto158 @gunmacrane3ders #Bリーグ pic.twitter.com/VZjNhMoZ6z
群馬で目の当たりにしたわけですけども、
クイックでスリー打たれてあんだけ決められたらもうお手上げですよ。これはしょうがないです。
しかもですね、
シュートする際には必ずビッグマンがスクリーンに入ってくる。ディフェンスからするとそのスクリーンをかいくぐってる間にもうシュート打たれちゃう。
これはどうしようもありません。
いいなぁ。
こんな選手ビーコルにもいないかな。と思ったらいるんです!
その選手こそがたけるん。大庭岳輝選手なのです!
大庭選手のスリーを見ていて、
なんかシュートがものすごく速い人、と思う方が多いと思うんですけど、彼はパスを受けると同時にワンモーションの体制を作れる稀有な存在です。
それでいて体幹がしっかりしているのでボールの軌道もブレが無い。
故に、よく入る。
「第5中足骨骨折」の大怪我から102日。
— 横浜ビー・コルセアーズ (@b_corsairs) March 19, 2023
ファン・ブースターが待ち望んだ #大庭岳輝 選手の復帰後初得点の瞬間が✨
3Pシュート3本を含む11得点の活躍で勝利に貢献した大庭選手の秋田戦GAME2プレーハイライトです📹#ビーコル #おかえりたけるん @takeru970729 pic.twitter.com/v7j5IqrVJN
簡単に打ってるけどこれマジで凄いのよ。
ビーコルは今のところアウトサイド主体のオフェンスをしているためどうしてもシューター頼みになっていますが、
そんなビーコルに河村選手以外の確変を期待するなら、僕はその筆頭は大庭選手、いや大庭祭りであろうと思っていました。
しかし。
しかし、です。
【お知らせ】#大庭岳輝 選手が練習中に負傷し、以下の通り診断されました。
— 横浜ビー・コルセアーズ (@b_corsairs) October 20, 2023
診断結果:右膝前十字靱帯損傷
全治:6~7ヶ月
なお、大庭選手は10/21(土).22(日)に開催の琉球戦は、チームに帯同しません。https://t.co/ESRR60al5d#ビーコル pic.twitter.com/HpeN8I9c7x
これはイタイ・・・。
昨年に続く怪我。ご本人も相当キツイと思いますけど、チームにとっても非常にキツイ試練となりました。
■であれば!!
大庭選手の怪我が明らかになった日の琉球戦は、キング開選手、須藤選手らのシュートへの意識が猛烈に高いように見えました。
これは間違いなく大庭選手へのリスペクトの現れでしょう。
そんでもってよく決まっていた。これが勝利への流れを作ったことは間違いありません。
そう。
大庭祭りは他の選手だって運営できるのだ!
打て打て。打ちまくれ。そんでもってクイックシュートを習得してしまえ!
ジョス子さんのでっかいお尻が良い感じに相手ディフェンスの邪魔をしてくれる。
そうだ。これこそが昨シーズンにはなかった強みではないか!
そうやって皆でワイワイやってたらですね、そのうち大庭選手が復帰してきて、大庭祭りならぬクラッチシューター祭りですよ。
もう誰が打っても入っちゃう。これで行きましょう!!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1698200873218-TSiXKwSAP6.png?width=800)
ジョス子さんはシューターを助ける役割も担っている🔥
今回はですね、スリーポイントのシュートモーションが異様に速い人とその凄さについて整理してみました。
これによってですね、大庭選手の凄さがロジカルに伝わればいいなと、そんな思いをもって書いてみました。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
復帰を待っています!!
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