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【日本三景・松島日帰り旅】伊達家ゆかりの茶室「観瀾亭(かんらんてい)」で抹茶体験

こんにちわ!
先日、宮城県松島に日帰り旅しました。

全国的にも有名な観光地なのにもかかわらず、しっかりと観光したのは何と、初めてかもしれません。地元にいると、「いつでも行ける」と思い、なかなか観光しないものなのかもしれませんね。

いざ見てみると、代々仙台藩主をつとめた伊達家(伊達政宗など)関連の歴史遺産、260余りの島々から成る松島湾の風景など、推したい場所満載。noteに書いていきたいと思います。

今日は、松島湾を見渡せる茶室「観瀾亭(かんらんてい)」をご紹介します。

観瀾亭とは?

(観瀾亭入り口。縁側が松島湾に面している)

観瀾亭は、初代仙台藩主伊達政宗がもらい受けた伏見桃山城の茶室を、二代目藩主・忠宗が移築したものです。

藩主姫君や側室などの松島遊覧時の宿泊や、接待用の御仮屋として使われました。

平屋で2部屋、うち西側にあるのが「御座の間」と呼ばれる部屋です。

縁側の廊下から眺めてみると…(室内は立入禁止)

「金」、その一言に付きます!
障子に金箔が張り付けてあり、描かれている絵も迫力がありました!豪華絢爛な雰囲気でした。
それもそのはず、藩主などの賓客用に使われていた部屋だったそう。

詳しくは松島観光協会のHPをご覧ください。

松島湾を眺めながら抹茶体験

そして、私が楽しみにしていたのは「抹茶体験」です。

(観瀾亭から、松島湾を望む。)

御座の間隣の部屋では、松島湾をパノラマビューで眺めながら、抹茶を味わうことが出来ます。

(抹茶セット‘まつしま’ 税込500円)

抹茶とお菓子がセットになっています。お菓子は、ずんだ餅、カボチャタルト、みたらし団子など5種類から選べます。

今回は、「まつしま」というお菓子を選びました。
一日50食限定です。
松島オリジナルのお菓子で、こし餡とクリームチーズが層になっています。観瀾(さざ波の意)という言葉にちなんで、さざ波をイメージして作られたのだとか。(受付のスタッフさんに伺いました)

和菓子だと思って食べたら、少しこってり感のある洋菓子という印象。
クリームチーズとこし餡、合うなあ~

秋晴れの中、松島湾を航行する船をのんびりと眺めながら、抹茶と美味しいお菓子を味わう…
至福のひとときを味わいました。

散策中の一休みにおすすめです!


あの童謡の歌碑も!

観瀾亭の隣には、ある有名な童謡の歌碑があります。何の曲かというと…

♪どんぐりころころ どんぶりこ~ の出だしでおなじみの「どんぐりころころ」です。

みなさんも一度は歌ったことがあるのではないでしょうか。

実は、作詞者の青木存義(あおきながよし)さんは、松島町の出身です。故郷の風景を思い浮かべながら、詞を作ったそうです。

その縁で、歌碑があるのですね。宮城県ゆかりの歌とは、初めて知りました。

実際に行ってみて、新たな発見があるのも旅の面白さですね!