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新刊日記本『こぼれ落ちてしまう前に』についてつらつらと(その1)

先週末、下北沢の「第4回日記祭」にて、私の日記本『こぼれ落ちてしまう前に』の委託販売が無事終了しましたー!


イベント当日は私も一人のお客さんとして遊びにいったのですが、自分の本がお店のブースで他の本と並んで置かれているのを目にして、「わぁーなんかすごい…!」となりました(語彙力)

後日日記祭主催の方からご連絡をいただき、当日は委託した本もいろんな方に購入いただけたようで、本当に嬉しいです!日記祭自体も本当に楽しかったので、また参加のレポは別途書きたいと思います。

ただその前に、もう少し今回12月に発売したばかりのこの日記本のことについても、改めて触れたいなと。

今回のイベント直前の時期はたまたま体調不良もあって今回の新刊のことをほとんど紹介できなかったなと思い(今回はあえてあまり詳細を説明せずに、当日の店頭に委ねようかなという気持ちもあったり。でもそのイベントも無事終了したので)、もう少しだけこの本のことをつらつら書こうかと思います。


●本の最初の紹介はこちらの記事へ●


本の内容については上記の記事に詳しく書いているので、今回の投稿ではこの本の製作におけるポイントや、著者である私が思うこの日記(本)の特徴などを書いてみようかなと…

ということで早速✍️


<こだわったポイント>


★表紙の紙

今回は優しくて繊細な手触りの「アラベール」という紙を使用。

これまでの自主製作本二作では、表面がツルツル光沢感のあるタイプの紙を使用していたのですが、今回は日記のタイトルや望む雰囲気に合わせて、アラベールにしようと最初から決めていました!

この写真で雰囲気伝わるでしょうか☺️



見た目だけでなく、手にとったときの手触りもさらさら優しくて(それがまた表紙のデザインと相性良し)、とっても気に入っています。


★中の紙

本の中の紙は厚さにこだわりました。

既刊で同じ半型の「ギリギリ推し活日記」と種類は同じものを使用しているのですが、今回は同じ紙でも若干薄い紙を使用。

「推し活日記」の紙が少しハリがある感じに対して、今回の日記は紙を薄くしたことでさらに手に馴染みがよく、ページをめくるときに優しく寄り添ってくれるような感覚があり、今回の日記本の雰囲気に合っていてとても満足な仕上がりでした。


<この日記本の特徴>


★各日の日記に”見出し”がついている

一番シンプルな日記の形式は、「○月◯日(火)」と日付の記載があって、そのあと文章が続いていくと思いますが、今回の私の日記本では、一日ごとの日付のあとに簡単な”見出し”がついています。

こちら本文の中の一例です。



これは今回の日記本に収録されている日記がもともとnoteに掲載されていた名残りでもあります。

noteで毎日日記を更新する際には、一つ一つの記事にタイトルをつけなければいけなかったので、そのときにつけたタイトルを日記本の中では”見出し”として残したカタチです。

今回もともとnoteで掲載されていた日記を本の形にすることにしたとき、このタイトル(見出し)をあえて外すことも考えたのですが、逆に残すのも面白いのではないかと思い、そのまま本にも載せることにしました(一部新しい見出しに変更している日もあります)。

見出しを残すことで、日記本をパラパラっとめくってもらって、その中で気になった見出しの日から読んでもらうのも、面白くていいかもなと。


★一日の日記がボリュームあり

私のnoteの日記を読んだことがある方はすでにご存知かもしれないのですが、私の日記は朝から夜まで結構細かく描写があるので、一日一日の日記が長めです。

私が好んでそういう日記を書いているので、全然問題ではなくむしろ特徴の一つだと思っているのですが、いざ本にしようと思ったら、ページ数がすごいことになってしまってびっくりしました(笑)

最初は"三ヶ月分くらいの日記を一冊の本にまとめたらどうかしら"なんて思っていたのですが、そうしたら一冊500ページくらいになりそうで無理でした(笑)

そんなわけで、今回はひとまず収まりのいい
一ヶ月間の日記150ページ(+エッセイ10ページ)の日記本となっています。

同じような形で続きの日々をまた本にしていくのも面白いかもなぁなんて思ったりします。


……


「日記」と一言で言っても、もちろん書き方も、長さも、何に着目するかも人それぞれ。

それが日記の面白いところですよね。

私の日記本も世の中に数ある日記本の一つとして
その個性含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。


日記祭後のこちらの本の販売に関しては、オンライン販売含めてまた近々お知らせします。

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