公園の小さなキラキラ

久しぶりに行った公園。
ちょっと見ていて素敵だなぁと思ったことを書いておく。

芝生の上で小さな女の子を抱っこして、くるくる回っている男の人がいた。
2人とも笑顔で、映画のワンシーンのよう。
幸せをもらった。

孫らしき子と、熱心にどんぐりを拾っているおばあちゃんがいた。
すんごい大量。
無言。めっちゃ真剣だった。

力いっぱいブランコを押す女の人。子どもは最高にいい笑顔でブランコに乗っていた。
次男、それを見て怖いと言う。

ちょっと登るのが難しいアスレチック。どうやって登るのか息子と考えていたら「ぼくできるよ！」という元気な子が現れ、「見せて！」とお願いしたら颯爽と登っていった。
家族で拍手を送った。

その公園は次男が初めてすべり台をすべれた公園。
小さな女の子がお父さんに励まされて滑っていたのを見て、当時を思い出す。
「たのしい！」
そう言って何回もすべる姿が可愛いかった。

はずむ小山で遊ぶ男の子。
何回か「もう帰ろう。」と声をかけているお父さん。
「アイス食べようか？」と誘われ、靴をはく。
「アイス食べたら、またする！」と言うので、もうちょっと遊びな…とあきらめ顔。
わかる。

私達家族は、遊具で遊び、どんぐりを拾い、フリスビーをして、サッカーボールを蹴った。
初めて4人で四角くなって、パスをした。
うちの家族は誰もサッカーが詳しくない。
ただ、ボールを蹴るのが楽しいだけなのだった。

こんな風に公園で遊べる日が来るとは。
ついこの間、すべり台を滑れて喜んでいたのにね。

最後にレジャーシートを広げて、おやつを食べた。

昔は、子ども達を外に連れ出さなきゃと、そんな義務感で公園に行っていました。

遊びながら「帰りぐずらないかなぁ」とか「夜ごはんどうしようかなぁ」とか「帰ったらアレしなきゃ」とか考えていた。

その場で感じる空気とか、子どもの顔とか、ちっとも見れていなかったなぁと思う。

今日はなんだか、すごく気持ちが良かった。
自然の中にいると、リラックスするっていうのが、ちょっとわかった気がする。

次男はキャンプでマシュマロを焼くのが夢らしい。
木の棒に刺さった、大きいやつ。
そうか〜と言いつつ、私は虫が嫌だから、キャンプは怖いんだ。
でも、いつかマシュマロは焼かせてあげたい。