石蕗

赤が好き。焼肉ラブ。

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201811夜行バス比較

もういい歳なので夜行バスは控えることも多いのですが、諸事情により往復とも夜行バスになり。それぞれ違うものに乗ったので記録までに。 ・バス会社:JR高速バス。 高速バスネットhttps://www.jrbus-dreamgo.jp/ の会員になっていること、JRという手堅さ、発着地点の便利さからよく使います。 使ったのはそれぞれこちら。 <往路>グランドリーム19号 3列女性/ネット割 8,840円 1号車 [10C] 東京駅八重洲南口(22:30)→京都駅烏丸口(06:4

    • 女性誌の1ヶ月着回し術

      女性誌の1ヶ月着回し術、て、非現実的シチュエーションで有名ですが、以前美容院で読んだのは凄かった。 1,新卒から制服あり事務員10年の干物女子、音楽好きってだけでレコード会社の営業?に転職!大物プロデューサーからの不倫の誘いを断り星野源タイプのツンデレ同僚年下男子と恋に落ちる。 2,地元の魚屋のちょっと怖いお兄さんは世界トップクラスのサーファー!波打ち際を自転車に乗る彼と鰹は生食かカレーに入れるかで大喧嘩して気まずくなったけど、全日本サーフィン選手権で優勝した彼から告白さ

      • 「万引き家族」。

        お初のミッドタウンにて。 あまり映画は観ないけど、ミーハーなので笑 ネタバレは若干あります。 是枝監督は原作が好きな「海街diary」しか見て無いけど、家族とかのテーマを扱うことが多いのかな。なんとなく、どちらも暑い夏と汗の描写が印象的。 見終わってあーなるほど賞取りそうだな…!と。日本の下町を舞台にしたヨーロッパ映画のような。ラストシーンはヌーベルバーグぽいな、とか知ったふうなことを書いてみる(笑) 前後は断片的にしか語られず、ある期間だけ切り取っていて、せりふを繋ぎ合わせ

        • 「​津波の​​霊たち 3・11 死と生の物語」

          震災後の人々を取材したルポルタージュ。 タイトルの「霊」は直接的な意味でもあり、また、この本を通じて伝わる日本人の心理的特性に対するメタファでもあるだろう。そういう意味で「霊」という単語だけで嫌悪感を持たずぜひ読んでほしいと思う一冊。(私自身は霊を否定も肯定もしていない。そういうものもあるかもしれないし、 心理的な現象を霊という言葉で表現することもあるだろう、とも思う) 筆者は長年日本に暮らすイギリス人​記者。イギリス人​ということもあってか、「霊」や霊的なものにあまり抵抗が

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        • メモ
          12本

        記事

          『シェイプ・オブ・ウォーター』。

          ラヴクラフト的かつ異類婚姻譚的で興味があり公開後すぐ映画館へ(以下若干ネタバレもあり)。 1962年のボルチモア、冷戦時代が舞台ということで、緊張感のある背景とレトロな空気が、非現実的な設定とマッチしていて雰囲気がいい。ちょっとディストピアぽくもある。物語は設定から何からとても少女漫画的!(秋田書店系ね。プリンセスGOLDでこういうマンガ読んだことあるぞ、っていうかそのマンガの記憶から見に行ったとも言える。)いい人は誰も死なないし。私は「オペラ座の怪人」でヒロインは怪人につい

          『シェイプ・オブ・ウォーター』。

          映画「君の名は。」

          「いま、好きな人がいて、もし悩んでるなら、一刻も早く気持ちを伝えたほうがいい!!!」かな笑 いやー見事に(カップルで)満席でした。年齢層高めだったのが救い。。。シン・ゴジラよりは人を選ばない感じはします。 以後ネタバレありで。 これだけヒットしてるというからには一度見ておこうと思って出かけた「君の名は。」。新海誠は「ほしのこえ(小説版)」が好き、と言えば私の嗜好は分かる人にはお分かりいただけますでしょうか。ちょっとあらすじを見たときは、「ジェニーの肖像」とか「トムは真夜中

          映画「君の名は。」

          「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

          映画化もされてますが、先日舞台で観たのでおっかけで読んでみた(ネタバレします) どこか村上春樹を思わせると思ったら、この二人仲良し・・・というかお互いに好感を持ってるらしいですね。道理でこちらも苦手だよ。 カズオ・イシグロといえば「日の名残り」という私、この作品にはびっくり。ノスタルジックな英国的イメージの方が、近未来SF書かれているんですもん。だからなのか、先に舞台を観たからなのか、かなりすんなり読めました。ただ、どこか初秋を思わせる筆致と世界観は変わらず。この人の作品に

          「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

          毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

          うっかり深夜に読んで毒されそうに。純粋な?自信のない?下心のある?男をだますのは容姿の美醜ではないということが如実に分かる。北原みのりの、独特の観察眼による文章で、筆者が彼女に入り込んでいった道筋を辿ることになる。

          毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記