見出し画像

高知龍馬マラソン2020を走ってみた

noteを書き始めてから初のマラソン大会レポートになります。

が、その前に。

2月の第3週というのはフルマラソンの大会が多く開催される傾向があります。今年参加した高知龍馬マラソンの他にも、昨年参加した熊本城マラソンや、同じ九州で行われる北九州マラソン。京都の街中を走れる京都マラソンや、橋の高低差がえぐいとのうわさのKIX泉州国際マラソンなどなど。フルとハーフが多く開催される中で数少ない30キロレースである青梅マラソンも今年は2月16日の開催でした。

幸い、これらの大会が開催されたあたりまでは特に何ともなかったんですが…

昨日今日あたりでコロナウイルス感染防止のために東京マラソンが規模を大幅に縮小とのアナウンス。東京マラソンは前日にもイベントをいろいろ予定していたけれど、それら全部がキャンセル。というわけで私がエントリーしていた1マイルレースも開催が取りやめになってしまいました。それだけではなくて3月8日の名古屋ウイメンズマラソン/名古屋シティマラソンも雲行きが怪しいという噂も流れてきて、「次に走れるレース」がいつになるのか不透明な状況になりつつあります。個人的には大会が開催されないことによって「参加費が戻ってこない」ことよりも「走る機会が奪われる」ことのほうが辛いです。

先の読めない話はこれぐらいにしておいて、先週末の思い出を。結論から述べると今回もやらかしてしまい、2番目に悪い記録でフィニッシュラインを超えることになってしまいました。天候が悪かったことも原因の一つかもしれませんが、ハーフマラソンに比べると1キロあたり20秒から30秒ぐらい抑えて走っていたつもりだったのに、29キロ地点に到達する前に足の痙攣が発生してしまいました。普段の練習でも土日に時間が取れれば、3時間とか30キロぐらいなら走り切れるんですが、42キロ走り切る力が全然備わっていなかったです。

前回のNAHAマラソンでは我慢して34キロぐらいまで走った結果、エイドで補給してもエアーサロンパスで足が痙攣する太ももを冷やしても時すでに遅く、1キロを15分かけて歩くことですら精いっぱいの状況。なおかつフィニッシュしてしばらくしたら痙攣が止まらずに医務室のお世話になってしまい、診断してもらったら血圧と血糖値が大幅に下がっていた(もちろん原因はフルマラソン)ということがありました。

それと比較しても足の痙攣が起きるタイミングが予想以上に早かったんですが、「NAHAマラソンの二の舞を踏むわけにはいかない!」と思い、

・エイドが見えたらスポドリとバナナとトマトあたりを優先して補給
・上り坂は基本的に走らない
・痙攣が大人しくなるまでは平地でも歩く
・少しでも走れそうだったら少しでも走る
・痙攣が起き始めたら歩く

という感じで、1キロを7分から9分の間でまとめつつ(NAHAの時は1キロ10分越えが3キロぐらい続いた)、なんとかゴールの春野運動公園までたどり着きました。最後の登り坂は歩くだけでも足が攣りそうでしたが、まさか競技場の入り口に上り坂が待ち構えているとは露知らず。ただでさえ残り少ない体力の配分を間違えたおかげで、競技場のトラックでは1歩も走ることができませんでした。NAHAマラソンの時よりも10分ぐらい早く戻って来れたことだけが唯一の救いです。

そして悪いことだけつらつらと書くのではなくよかった点も。

・スタートブロックが前方だったので、号砲が鳴ってからスタートラインの通過まではスムーズでした
・前半10キロぐらいは面倒なアップダウンもなく、周りに合わせて快適なペースで走ることができました
・浦戸大橋の高低差は歩くことなくクリアできました
・給水地点は何かしら補給することができました(後半は特に)
・雨が降り続く中で並べるだけでも大変だったとは思うんですが、ほんのり温かかったカツオ飯は美味しかったです
・ゼッケンに都道府県が記載されていたおかげで、沿道から「愛知県がんばれ!」という声を何度も貰いました
・悪天候にもかかわらず沿道からの応援が暖かかったです
・高知駅で送迎のシャトルバスを降りて、お土産を買いつつちょっとした景品も貰ったのですが、「せっかく走りに来ていただいたのに、こんな雨になっちゃって申し訳ないねえ」等の暖かい声掛けをここでもいただくことができました
・参加賞Tシャツがシンプルながらも格好良いです。着て走りました
・預けた手荷物の返却、オペレーションが半ば人海戦術っぽかったけれど、それほど待たずに受け取れました
・着替えた後に第一生命ブースでツーショットを撮っていただいたのですが、尾崎好美さんの笑顔がとても素敵でした
・龍馬パスポートのスタンプ集めが凄く捗りました。ちなみに高知龍馬マラソンもスタンプ押印の対象イベントでした

また参加したいマラソン大会が増えてしまいましたが、次回は浦戸大橋からの絶景と、花海道から眺める太平洋の絶景と、仁淀川河口大橋から眺める仁淀川の絶景を味わいたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?