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小学生の子どもの絵と素敵な時間 

 イラストのご縁で 
ウクライナの子いる小学校へ
ときどき お邪魔しています。

 日本語取り出し授業の先生は すでにいらっしゃるのですが、
わたしは 日本語教師?イラスト?というくくりをこえて、
貴重な経験をさせていただいています。

 色鉛筆をもって絵を描いている、
この小さな子どもたちが、わたしたちの
想像をこえる恐怖と悲しさの中で、
いきなりきた 知らない国……。
家族も 全員こられたわけではなく、
とにかく 帰りたいだけだったとおもいます。


「上手だね」「素敵だね」「きれいだね」
そんな言葉を意識してなんどもささやきながら、
ほんの短い時間ですが、
ただ一緒に絵をかいたり、折り紙したりしています。

家にあった 100色鉛筆をもっていき、
これぐらいの子がはまる「模写」をしてもらおうと
図書室で図鑑をおかりしてみせたら
熱心に描いていました。

彼らの絵をみたら 言葉はいらないぐらいです。
でもちゃんと勉強した文字も図鑑をみてかいていありました。

おぼえた文字も かいて
鳥のさえずりかな。♪をかいてくれた気持ちがすてき。



おともだちも、「すげえ。うまいじゃん」と言ってみていったり、
適当に参加してくれたりして、
それもともてうれしい。
またその絵もかわいくて。

パンダを愛する子がかいてくれました。
ちょっと怖いもの好きな子の「こわ・かわいい」絵


何度か会ううちに彼らから
「ありがとう」「さよなら」「かわいい」などの言葉もきこえてきたり。

そして、ダッシュして、担任の先生へ見せに行く姿や、
家へもってかえるというキラキラした目が一番うれしい。

素敵なご縁を、ありがとう。




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