白いカーネーション・15「母の逝去と皆さんからの言葉」
最期のお花見エピソード4にもかいたように
本当に母は、私たちが悲しくないように
すべて計算したように逝ってしまいました。
実際のところ、亡くなった実感がない気もしています。
それでも。母が亡くなりました。と伝えると、
皆さん本当に言葉を選んでお声をかけてくださいます。
その言葉ひとつひとつが、暖かく、
時に涙をながささせます。
拙著『みっちゃんとみずたまぱじゃま』すずき出版は偶然母との思い出がベースにありました。
あとがきには母との思い出がかいていあります
お月様がついてくるよ。まだついてくる。ずっとついてくる。
知り合いの方がこういいました。
お母さんはあの月になったのですね。
たしかに、いつまでもいつまでもついてきてくれたお月さま。
そうだ。お母さんはずっと見ていてくれるんだね。
そのお手紙を読んで涙が止まりませんでした。