子どもの日常の解像度を体感した話
鋭い観察眼を持つ子どもと日々生活しているとおもしろい気付きをたくさん得られます。
子どもと公園の梅を見に行き、こどもの日常の解像度を体感した話を書きます。
五感に意識を集中することでたくさんの気付きが得られる学びがありました。
今読んでる本の素敵なフレーズと繋がります。
その公園は広いのでいつもは自転車で目的の場所まで行くのですが、今回は歩くことに。
息子は早速鳥が鳴いているのを教えてくれます。
いろんな種類の鳴き声を聴き、昔祖母と山登りをして「この鳴き声は〇〇。これは〇〇やね。」と聴こえてくる鳥の鳴き声から鳥の種類を教えてくれたのを思い出しました。
次に発見したのは池を泳ぐカモの大群。
集団で輪になって、おしくらまんじゅうのようにひっつきながらグルグルと回っています。
夫は「魚とか獲るために回ってるんかな」と想像しながら息子に話しています。
気になって調べてみると、研究員の人たちは渦巻採食しているのではと夫と同じ仮説を立てていました。
でも事実は未解明のよう。
生物って未解明のことが多いからこそおもしろいとか話ながら散歩を楽しみました。
途中で息子は抱っこを求め、そのまま寝てしまいました。
梅は満開で写真好きの私にはたまらないスポット。
息子を夫にお願いして、撮影に夢中になっていました。
しばらくすると息子も起きたので、一緒に梅を見に行こうとしたら息子は大量のどんぐりに大興奮。
梅どころじゃなくなってしまいました。
どんぐりの木は穴が多くて中を覗いてみたり、どんぐりを入れてみたり、みんなが満開の梅を眺めている中1人背を向けて夢中になって遊んでいました。
それから、夫が子どもの目線で遊んでいるとどんぐりがキラキラしてるよと教えてくれました。
見ると太陽の光が反射してどんぐりがキラキラ光っていました。
息子にとってこのキラキラ光るとんぐりは宝物。
ポケットいっぱいにどんぐりを詰め込んで帰りました。
家に帰って煮沸したどんぐりたちを今乾燥中です。
行事の絵本にあったどんぐり人形作りを楽しみたいと思います。
日常の解像度を高めれば高めるほど"自分のすき"に出会えたり、"すき"に夢中になることで次の"やりたい"に繋がったりするという気付き。
遠くに行くことや目新しい経験をするだけが経験じゃない。
どれだけ日常に意識を向けられるか、自分のアンテナを張れるかが鍵となりそうですね。
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