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2019-12-13 正しいものを正しくつくる塾 発足イベント #DevLOVE

2019/12/13 に開催された 正しいものを正しくつくる塾 発足イベント のイベントレポートです。

●イベント概要
正しいものを正しくつくる塾 発足!
増田亨と市谷による、「正しいものを正しくつくる在り方」を学ぶための場作りを始めます。
「正しいものを正しくつくるための仮説検証を学ぶ」「正しくつくるための設計を学ぶ」この2つの方向性をそれぞれ、全6回、3ヶ月かけて学び通します。

正しいものを正しくつくるための仮説検証を学ぶ
第1回. 仮説検証型アジャイル開発の全容
第2回. 仮説立案
第3回. 検証活動(発散編)
第4回. 検証活動(収束編)
第5回. MVPを特定する
第6回. アジャイル開発の実践

正しくつくるための設計を学ぶ
第1回. 設計の基礎知識
第2回. 正しく作るための設計スタイル
第3回. ビジネスルール駆動の設計
第4回. ビジネスロジックの分析設計パターン
第5回. 入出力の扱い方
第6回. 設計を創造的に学ぶ

詳しくはこちらのサイトにて
このシリーズの発足にあたり、この取り組みがどのような内容なのかより詳しく 説明する勉強会を開きます (Zoomのみの会です)。

正しいものを正しくつくれているか? ソフトウェア開発のあり方にむきなおりたい人を求めます。


■正しいものを正しく作る塾 の概要

●テーマ
・正しいものを正しくつくれているか?
  正解がない中でも自分たちのやり方が
  本当にこれで良いのかを突き詰めて進めていく
・塾の中で研究していきたい
・対象にする人は多い
  プログラマ、デザイナ、PL、PO
  それ以外の役割の人でも、このやり方を突き詰めたい方
・具体的には
  人数を絞って、3ヶ月
  2020年 1月〜3月 全6回 = 月2回
  コースは2種類
  日程はコース間でかぶってしまうかもしれない

●なぜこの取り組みを始めるのか?
・実験。仮説検証。小さく試して検証していく。
  この方法は、小さく進めるから、大きな方針は見えない。
  実験を繰り返して、あるべき方向性を見つけていく。
  仮説を立て、検証していく。探索的につくっていく。
・正しいもの、正しくつくる の定義がないことが大前提
  よーいどん、で一気につくる が良い分野もあるかもしれない
  が、圧倒的に小さく試して探索していくものの方が多い
・今は合意して作っている。1年後、2年後にそのままで良いのか?
  これが良いわけないことはわかっている

●なぜ塾?
・次の世代の人たちに良い仕事をしていってほしい
  自分のやり方がうまく行くこともある
  何かを掴んでほしい
  次の時代をつくるのは若い人たち
  本質はいつの時代も同じなのでは?
・チーム、仲間のようなイメージ
  いろんな解釈や、やりようがある
  でも同じミッションで進めていく必要がある
  一緒にこの旗印を掲げていける人に向けて

  仲間だと強すぎるかも
  一緒に切磋琢磨していく感じ


■正しくつくるための設計を学ぶ

●コンセプト
・学習パターンをベースとして意識している
  創造的、発展的に学びを進めていくべき
  自分も試しているところ、一緒に

  ソフトウェアの発展性はルールがある

●背景にある考え方
・アーキテクチャ=設計=プログラミング は一体
・要件定義、分析、設計、実装はシームレスな活動
  フェーズを分ける、担当を分けるのは良いことないよね
  シームレスに進める、ってどういうことになるのか
・発展性はモジュール構造に依存する
・観察・実験・考察のサイクルを回す

●スタイル
・設計の総論、各論、具体論の研究活動
  大学院のゼミ、ラボに近いスタイルにしたい
  「設計」だと発散してしまうので、枠組みは用意
  事前に準備してもらって、議論、持ち帰る
  発表会的にやりたい

●参考書籍
・一人で読むと心がくじけるような本を使う
  総論で枠組みとして
  各論で本の中のポイントを突き詰めて
・ドメインロジックへの目の向け方、濃淡の付け方
・ラーニング・パターンを基礎知識として
  創造的な学びの実践の場として
・どこに何が書いてあるかのガイドはします
  予習的に本を使う
  熟読できる本ではないので、かいつまんで読む練習にも
  終わるときには全体像がぼんやり捉えられる

●進め方
・2hの議論
  1回目はオリエンテーション、2〜6回目は議論
  事前にテーマと、本のポイントを連絡
  メンバー間のコミュニケーションは、メンバーが揃ってから決めよう
  この6回はリアルに集まる

  コードの扱いは宿題的になりそう
  俯瞰や体系を理解して、自分ならどうするかの気づきを得られる内容に


■正しいものを正しくつくるための仮説検証を学ぶ

●講義 60min + 議論 60min
・講義するが、認識が違うことがよくある
  議論で埋めていきたい

●講義
・講義の内容を厚めに揃えます
  イベントでの講演では話せない実例を交えて
・予定
  仮説検証型アジャイル開発の全容
  仮説立案
    仮説キャンバス
  検証活動(発散編)
    ユーザーインタビュー
  検証活動(収束編)
    プロトタイピング
  MVPを特定する
    ユーザー行動フロー、PBLを取り出す
  アジャイル開発の実践
    段階の設計、フォーメーションパターン

●参考書籍
・正しいものを正しくつくる本
  読んでなくても進められるように講義は充実させる予定
・カイゼン・ジャーニー
・チーム・ジャーニー
  来年2月に発刊予定の内容も盛り込んで

●議論
・各回のテーマについて掘り下げ
・個別の関心、相談
  必要に応じてNDAも締結


■今後の具体的な流れ

●参加方法
・LPのフォームから
  https://drr-juku.link/apply/
・どちらのコースに参加するかを選択
  問い合わせもこちらから
・問い合わせ例
  限りなく新人に近い増田さんのに参加できるか?
  参加できなくはないけどしんどい内容
  そういう人向けに別な機会を用意しても良いかな、と考えている

●人数の上限
・正しくつくるための設計を学ぶ
  3人〜10人を想定
  1人でもやる
・正しいものを正しくつくるための仮説検証を学ぶ
  5人だと多いかも
  3人を想定

●今後の予定
・12月末で締め切り
  01/06週に申込者に個別で詳細を連絡予定
・日程
  1月-3月に月2回
  平日 19:00〜21:00
  ※増田さんコースは火曜か水曜になりそう
・開催場所
  六本木一丁目のギルドワークスが入っているビル
  他も当たっていますが、状況次第
・支払い
  1月末を予定
・対象は個人を想定
  法人での申込みは別途相談
  法人向けには別の機会を作っていきたい
  企業内の制度を利用したい、などは相談してください
・人が集まるなら、4月以降に継続していくことも検討
  人数を越えたら、抽選の可能性も
  今回はリアルであつまるスタイル
  リモートは今回やってみて実現できそうなら4月以降に


■感想

参加するつもりでいたのですが、1〜3月だと、家庭の状況的に、まだ平日夜のリアル参加が難しいことに気が付きました。。。2期目の継続に期待しています!


いつも応援していただいている皆さん支えられています。