言えない

いつものように歌をうたう
声が部屋の中に響き渡る
一人では生きてゆけない
そんな事は分かっていたはずだったのにな

いつものようにギターを弾く
音が部屋の中に満ち溢れていった
「僕を一人にしないで、
置いていかないで。」そんな事は言えやしないよ

くるしい
かなしい
さびしい
くるしい

全然上手く笑えない
全然上手く話せない
他人が怖い 他人が怖い
僕は全然何も持っちゃいない

くるしい
かなしい

「しんじゃえば良かったんだ」

綺麗な君が嫌いだ
「ずっと許せそうにない」なんて
また黙り込んでしまったよ
ずっとそうだった
嫌いになんてなりたくないから

もう全然上手く笑えない
全然上手く話せない
言いたいことも言えなくなって
顔色ばかりを窺ってた

出来ないことが増えた
全部が怖くなって、そして
そして何も出来なくなった 僕は

くるしい
かなしい
さびしい
くるしい



2016.06.21
1st EP「存在証明e.p」収録


どんどん鬱になって曲もかけなくなっていた時期、四月は君の嘘のアニメを一気に観終わったときにエモくなって素直になれてかいた曲、いやなんでだよ


「俺が引っ張りあげてやる」って言ってた当時の恋人は、彼の思うように救われない私にイライラして付き合いきれなくなって「俺が一緒に居てやれるのはここまでや」なんて言ってやたらと綺麗事を沢山並べて居なくなった

「好きって言ってくれてる子がいるけど、その子がいるから別れるわけじゃないから、まだすーのこと好きやから」なんて言って、別れてすぐそのカメラマンの女の子と付き合って1週間ぐらいで別れて、「やっぱりすーの方がいいわ」

知らんがな

いただいたサポートは音楽活動の資金に使わせていただきます。もしよければ。無理はなさらず。