芸人な私、始動?(821字)
かくかくしかじかありまして、お笑いサークルに入りました。
もう既に合唱サークルにも入ってるのに。好奇心に素直な自分に少し呆れます。
高校でも新歓のインスピレーションだけで部活を掛け持ちして、ヒイヒイ言いながら辞めずに引退まで続けた私。また同じ道を辿っているような気がしてきます。しんどかったらやめればいいや、で入ると辞めずに続けちゃうタチなんだと思います。
あまり書くと大学がバレそうなのですが…。私の大学にはお笑いサークルがなく、かつてあった落研もなくなってしまったそう。そこでつい先月立ち上がったばかりの非公認サークル、興味本位で友達と見に行ってみました。危なそうだったら無理やりでも逃げよう…とか言いながら。
集まっていた面々は、思っていた以上に真面目でした。暗髪率高め。
みんな各々お笑いが好きで、面白いことをしたくて考えたくて語りたくて見たくて支えたくて、足を運んでいるようでした。
そこで友達伝いに知り合った子、サラサラヘアーで清楚、かわいらしーい声。好きな芸人さんは?と聞くと、囲碁将棋。渋っ。大宮セブンとな。
ラーメンズ、当然の如く知ってました。我ながら渋い二人が出会ってしまったと思いました。意気投合。
そして演者と裏方、役職を分けようという話になり、私はフライヤーとか作ってみてもいいなぁと裏方を考えていました。でもちょっと。ちょっと興味あるんです。ステージで自分の考えた笑いを体現するの。清楚なその子も興味があるみたく、気づけば演者側になってました。ついでに二人で組む感じになりました。怒涛の展開にびっくりですが、わくわくしています。
まだまだ走り初めの仲間たち。この何もかも初めてな感覚が実は好きなのかもしれません。笑いは難しい、みんなに等しく笑ってもらえるような笑いはない。そんな認識があるからこそ、自分の笑いが刺さる誰かに届けば、それが十分に素晴らしいことなんじゃないかと思います。欲張らず、らしい面白さを見つけていきたい所存です。
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