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すうら
2023年5月14日 20:41
夜闇深くへ歩む小雨はネロリ濡らせし溶けて消えた忘る日を想うそんな毎日のほつれよやみ ふかく へ あゆむこさめ は ねろり ぬらせしとけてきえた わするひ を おもうそんな まいにち の ほつれふと夜更けに家を出て歩きたくなる。目的地などなく、今が何時なのかも曖昧で。庭先のネロリが小雨でほんのりと濡れていた。香りに懐かしさを思い、記憶が蘇る。今の自分はあの頃の自分と同じだ