英語学習に必要なことを自分なりに考えてみた

こんにちは、すうじょうです。さて、今回は、昨日と違ってしっかりと時間が取れたので、英語学習には必要なことについて考えていきたいと思います。これは、あくまで私個人の意見で他にもいろいろな意見があることを承知で書いています。また、私は教師ではないので、生徒だった大人からの意見であることを注意してください。

私と英語

本題に入る前に、私の話をさせてください。意見を述べる前に私はどのような環境で育ってきたのかということを英語中心に話していきたいと思います。まず、4・5歳のころは親が用意した英語のビデオを見て学習していたそうです。あまり覚えていませんが・・・そして、5・6歳ごろから小6まで個人経営の英語塾に通っていました。個人経営なので、ECCや公文とかではありません。また、教材をひたすら買わされるような詐欺をしているところでもありません。きちんとしたところで、日本語が話せる外国人の方を教師として雇って、小さい頃は英会話中心に、小学生の頃はLet's goという名前の外国の英語教材を使って学習していました。また、最後の頃は英検の過去問を解いたりもしていた気がします。また、別教材として、英文があってそれに関する問題を解くプリントもよく配られて取り組んでいました。イベントの日には、楽しくゲームをしたりしていました。ハロウィン(お菓子をもらいに住宅を周りました)、クリスマス(何かいろいろした気がします)、イースター(卵にペイントしたりしました)のときに楽しんでいました。当時は、一般的にはクリスマスはありましたが、ハロウィンに渋谷で仮装があったりしていなかったはずですから、人以上にそういうイベント事の存在は知っていました。あと、それとは別に、ツイスターゲームとかもした覚えがあります。ちなみに、そこでは英検は受けなかったのですが、過去問演習の自己採点で小6で英検3級より少し下くらいのレベルはあったと思います。ここを考えると、恵まれていたというか他の人より有利だったかなと思います。おかげさまで、今でも英文の読解で日本語をほぼ介さずできる状態を作る土台として役立ったのかなと思います。しかし、中学生になると学校で英語を本格的に教わり始めますが、文法に関してはほぼ初めて聞いた感覚でした。というのも、塾で英文法はしていたと思うのですが、如何せん当時は小さかったので、頭に残っていませんでした。後から見て驚いたのですが、私が書いたwillを使った英作文が塾当時のプリントにありました。全然記憶にない・・・比較級、最上級的なものは大小さまざまなケーキの絵とともに記憶に残っていますが、willも習っていたとは・・・そして、中学では読解、リスニングは無難にできるものの英文法自体はほとんど頭に入りませんでした。ちなみに、中学で英検3級を取得しました。そして、高校になって、読解、リスニングはまあまあできるものの文法問題が全然正解できないという状態に陥りました。英単語は単語帳を使って、頑張って覚えていたのでそれは問題なかったのですが、文法はほぼ当てずっぽうで番号を書いても×のことが多かったです。なので、定期テストは割と苦手でしたが、模試になると読解の配分が上がるので、少し点数は改善されていました。ちなみに、高校では英検2級を取得しました。そして、大学入試では、センターでは後半の読解で点数を稼ぎました。(共通テストが文法問題がないのでうらやましい)大学では、英語のパラグラフを書かされていましたが、英文を書くのはあまり苦ではありませんでした。しかし、文法がダメなせいで時々間違います。そして、飛びますが、現在はただよびの森田先生の動画などのYoutubeで少しずつ英文法を勉強しています。今は時間がありませんが、後から時間が取れるときにしっかりと文法を勉強したいと思います。さて、長かったですが、私の英語勉強歴を話すのはこの程度にして本題に入っていきたいと思います。

英語学習に必要なこと

さて、さっそく話していきますが、英語の学習には何が必要かというのを私なりに考えました。英語には最近よくいわれる4技能があります。それぞれ、R・リーディング(読解)、L・リスニング(聴解)、W・ライティング(英作文)、S・スピーキング(英会話)があります。このうち、日本人が苦手だといわれるのが、LとW、Sです。読むことはできても聴けない。また、森田鉄也先生によると、英作文はできない人が多く、それができただけで大学受験では東大であっても、他の受験生と差が付けられるそうです。そして、スピーキングはほとんどの人がうまくできないというのは明らかでしょう。

さて、ここからは私が考えるL・W・Sができない原因について話していきたいと思います。まず、リスニングですが、聞き取るためには出てくる表現は知っていなくてはいけないし、ある程度慣れが必要です。よって、表現を耳で覚える訓練とリスニングの練習回数が少ないことがあげられると思います。次に、ライティングです。これは、文法問題が答えられても、それを実際に使いこなせない人が多く、練習不足があげられます。そして、そもそも自分の意見を考えて、それを読み手に伝えるということ自体が苦手という人も多いように感じます。最後に、スピーキングですが、まず口語表現ではなく文語表現や硬い表現ばかり知っていることやライティングでもいった文法事項を使いこなせないという人が多いです。そして、最近よく言われますが少しでも間違えるのを怖がって話せないという人が多いのも原因としてあるみたいです。これらを解決するには、普段から日本語を英語にして、口に出して言ってみる習慣をつけると、良いといわれたりします。

これらを踏まえて、英語学習に必要なものを考えてみると、4技能+文法+単語・表現だと思います。当たり前だと思われる方が多いと思いますが、やっぱりこれが重要だと思います。たまに、文法は必要ない。だって、ネイティブは文法を意識しないし、私たちも日本語の文法を意識して話さないだろというようなことを主張する人がいます。しかし、私はこれは間違いだと思います。考えてみてください。ネイティブはいつから英語を学習しますか?答えは生まれてすぐからです。しかも、周りで聞く・読むのは基本的に英語だけです。一方、私たち非ネイティブはいつからですか?(小学生の基本的なものを除いて)中学生以降という方が大半でしょう。その違いが重要なのです。つまり、私たちはある程度脳が成長している段階で初めて英語に触れます。そのような人に、子供に教えるように教えても習得は進みません。なぜなら、考えてしまうからです。なんで、こんな語順なんだろうか?日本語と表現の仕方が違うから意味が分からない。などなど、いろいろな思考が邪魔をしてしまいます。それを解消するために、ある程度体系化された文法が必要なのです。しかし、こうも言えるでしょう。もし、小さいころから日本語と同時に英語を学んでいた場合(私は違いますが)、文法はそこまで必要ないと考えられます。つまり、まとめるとこういうことになります。すでに、何かの言語を一定レベル以上習得している人が別の外国語を学ぶ場合は、最初の入り口として文法が必要です。言い換えると、日本語を学びたい外国の方の場合でも日本語の複雑で難しい文法を教わる必要があります。私たちは、中学国語などで日本語の文法を習いますが、覚えてない人がほとんどでしょう。それは、脳が日本語の使い方を無意識レベルで習得しているから、日常に必要ないからです。ただし、ここで注意しておきたいのは文法を押さえたからと言って、スピーキングが完璧にできるかというとそれは無理でしょう。口語的な表現や単語の持つ微妙なニュアンスまでつかんでいく必要があると思います。もちろん、そういったものは実際に話しながら学んでいって構わないと思います。そして、単語・表現は自分の表現力をあげて、一つのことをより多くの表現で言えるようになるために必要だと思います。新聞やニュース、日常会話もこれがないと理解できないことが多くなってしまいます。

今回は、以上のようにして英語学習に必要なことについて話しました。何度もいいますが、これはあくまで私個人の意見です。そして、今後続編として理想的な英語授業について書きたいと思っています。では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?