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今の方が数学ができる気がする

こんにちは、これが443本目の記事となったすうじょうです。今日は、自分の経験や思いを語るエッセイです。


いくつかの記事で話したことだが、私は現在塾でバイトをしている。その中で、高校生に数学を教える機会が多いのだが、そのときよく考えることがある。

それは、高校生の自分よりも、今の自分の方が数学の問題を解くのが得意になっているのではないかということだ。塾で教えていて、高校生の自分はこの問題を解けたのだろうかと、たまに考えることがある。特にそれを感じさせるのが、模試の問題の解説を行うときである。自分が高校生のとき、模試の問題はそれなりに解けていたが、応用的な問題をよく解けていたわけではないと記憶している。具体的には、問題を見たときに様々な武器を使って立ち向かうことができていたかということである。

もちろん、数学の分野によっては当時の方が解けていたというものもあるだろう。しかし、総合的な数学力という意味では今の方があるのではないかと思う。できるとはいっても、難関大学レベルには到達していない。ただ、現役よりも一段上のレベルまでできるようになっている気がしている。

このことを、とても不思議に感じている。大学受験以降、高校数学の勉強はそれほど行っていない。大学でもう一度勉強した分野や、note記事のために振り返ったものはあるが、あくまでそれは一部だ。

それにもかかわらず、数学力が上がっている気がしている。一つ原因として覚えがあるのは、たまに趣味で数学系の動画を見ていたことがある。ただその際、動画の問題を自分で解いたりはしていない。

また、考えられることとしては、高校時代に詰め込んだ知識が時間が経って、頭の中で整理された可能性がある。あとは、考えたくはないが、大学生時代に発覚した脳腫瘍によって、思考力に制限が付いていた可能性もある。

このように考えてしまうのは、受験生時代に第一志望(国公立前期)に不合格で、第二志望(国公立後期)に合格し、多少の後悔があるからかもしれない。ただ、通っている大学には一切の後悔はない。また、もし第一志望に合格していれば、私は今脳腫瘍で亡くなっているかもしれない。そう考えると、これは割り切るべき問題なのだろう。

大学受験をやり直すつもりはないので、この数学力は塾バイトや今後のnoteで役立てていきたいと思う。


以上、私の経験と思いを伝えるエッセイでした。では。

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