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自己分析本『Strengths Finder 2.0』振り返り

"Hide not your talents. They for use were made. What's a sundial in the shade?"  quote: Benjamin Franklin

インターン先のメンターが、自身が就活時代を振り返り”ためになった”というアメリカ心理学会お墨付きの自己分析本を、同じインターン先で1週間お世話になったグループメンバーと振り返る機会を得た。ここでは、1)自らの振り返りと、2)メンバーの第三者意見を交えた振り返りを記す。

1)アセスメント結果

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自身の感覚値との合致度:収集心(7)/適応性(8)/内省(8.5)/着想(7.5)/原点思考(6.5)

本テストの特異性:就活サイトのパーソナリティテストに比べ、「才能:頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン」が34の細分化された資質の中から上位5つを取り上げ、「強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力):"才能"×"投資(時間やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)」とするための参考材料(資質の概説、資質を持つ人の声、行動アイディア、該当資質が高い人との働き方のコツ)があり、強みを伸ばす可能性箇所を見つけやすくする点である。

上位5つの資質に振り返れる関連エピソード:

収集心:幼少期〜小学生まで起床・就寝時間、天気、思い出のレシートやパンフレットの貼り付け、その日の出来事の日記を複数冊書いた。幼少期から小学中学年まで、鉱物、アンモナイトなどの化石、出掛け先で入手した小物や折り紙を部屋の棚に展示した。小学高学年から中学初旬まで毎日震度3以上の地震をNHKのdボタンを参考にノートにまとめた。高校時代毎日LINEのタイムラインにその日や出掛け先の写真を投稿した。大学時代:大切な思い出ノートに出掛け先の紙媒体や写真等を貼り付け、挿絵を含めたまとめ本を書いた。幼少期から今まで写真をよく撮影する。大学以降授業の資料や個人的課外活動で得た情報をデータベースに整理、面白い記事をリーディングリストに追加、専門性のある高い質の情報データバンクをタグ付けする、就活等の活動に使えそうな資料をタグ付けするなど。

適応性:将来に大きな目標はないが、生き方には少なからずこだわりをもつ。こういった経験をこの年代で得たい、取り組みたい、こういった時期にこういった場所に身をおきたい、など。明確な目標に融通を聞かせないのではなく、生き方への価値観を大切に、今の自分の選択が将来の自分の形成に作用していくという認識のもとに、毎日を少しずつ積み重ねていく。何かの提案が目前に来たとき、それは偶然であり、そのもまた自らの意思決定を通じて受容するか辞退するかの選択を通じて自らの必然に組み込むことができる。

内省:今まで自らが一人を大人数と比べて好むことは、幼少期の経験や性格などが関係すると考えていたが、多くの頭脳活動を好むことで一人の時間を要求しているのかもしれないとこのテストを通じて初めて気づかされた。毎日自分は多くの時間を考えに割いており、マニュアル活動よりは頭脳活動に主軸をおいた社会生活を築いてきた。”あなた自身が最良の伴侶です”という解説本の言葉には納得感がある。

着想:”着想とは結びつきです”という言葉が非常にしっくりきた。学際的な学習環境の中、異なる分野の授業を履修する際、考え方の枠組みに類似性を感じたり、世界の出来事や人々の簡単な言葉使いから異なるキーワードや本質を共有しそうであると感じる物事を頭の中でつなぎ合わせ、構造的に結びつけることで快感を覚えることは幾度となくあり、これは自身が、短時間の準備時間で議題についてあらゆる仮定や理由付け、証明材料を発散的にチームメイトと共有し、議論を組み立てるディベートを続けることになった要因かもしれないとアセスメント結果を通じて気づかされた。もし知的な好奇心がこれらの着想活動を通じて充足できるなら、結びつきをできる職務内容は魅力的かもしれない。

原点思考:取り立てて自らに強い資質ではないと一見したが、未来志向、目標思考よりは過去を振り返り、自らの今を理解するために原点思考になる。また、日本の現在の政治・社会・環境を考えるにあたり、過去の歴史的過ちに反省をすることが今後のより良い社会形成に大いに意義があるとこだわりがあり、過去に無関心な姿勢に酷く危機感を覚える。


2)メンバーを交えた振り返り

まずはじめに、メンバー全員が「着想」を共通点としており、新規事業を考えるようなインターン先には類似性のあるペルソナが集まる可能性があると共有できた。以下は、自分のアセスメント結果について他メンバーの助言をもとにした簡単なまとめである。

収集心:インターン中の個別情報収集時間に、短時間で海外の参考事例に線引きをしたpdf資料をまとめたことについて、整理することが上手であると。また、収集する基準はどこにあるかと問われ:美的な感性に沿う有機物、いつか使えそうである(自身の予測、過去の振り返り、自分と誰かに思い出を共有するため)という理由が大きいと振り返る。

適応性:今の選択の積み重ねで将来が決まるという自らの発言に納得感を示され、1週間のインターンから現在の一ヶ月間の交流を通じて、今の関係を重要視していると感じると。また、議論ではディベートのように理詰めするが、いざ決断をするときはとても慎重であると感じると。今の選択で将来が変わってくると感じるからこそなのではと、これについては気づかない分析でとても参考になった。

加えて、自分の好きなことがあり、隙間時間に何処かへ行くとか、自然が好きであるとか、動いて、自分の世界があるのだろうなと。他の世界を受け入れないのではなく、他の世界も含めて自分の世界である、確かにそういう考えあるよねと相手に歩み寄って自分のものにしていく、柔軟性につながっているのではないかと、ここのとても参考になった。

絶対に否定しない、そこに安心感があり、相手読み込むところがいいところと。安心感はどこからという問いに対して、喋り方、すごい落ち着いている。あまり感情的にならない、ちゃんと分析してくれる、考えが嫌いで突っぱねない。考えて喋るから落ち着いてる。

内省:ずっと考えている、すごいいろいろ考えてるなというイメージ。理解してくれようと、広げていく。同じ目線でたって、疑問あったらそれを聞いて、反芻して、問題を変える方法を探す。疲れてるときは顔に出る、窓の外を見る。

着想:他者の意見を聞いて、理解できなかったことを自分の中で解決したとき、”これってそういうことなんだ、あ、謎がとけた!”という時が当てはまると。

着想について気をつけることとして、意見をいうことが相手にとって気に触ることがあるので、AIのように場数を踏んで、どういう時に人によって地雷を踏むかdeep learningすることが我々にも必要と気づかされる。

原点思考:ネガティブ思考で原点思考というよりも、過去にこれをしたから、それに紐づけられてこうしなければならないであるから?

以上


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