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太極拳と腹筋とつながりと

腹筋

6月最後の週のジムは「腹筋」がテーマだった。

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ジムの会長から寝姿勢からおなかを限界まで凹ませるよう指導を受けたときに、会長は腹直筋全体を凹ますように言っていたようなのだがそれを理解していなかったわたしは、一般的な腹筋といわれるあたり(へそ周辺部)を全力で凹ませていた。

会長に指摘されて初めて気づいたのだけれど、それまでのわたしは腹直筋の上部(みぞおちから肋骨おわり辺りまで)をほぼ使っておらず…というよりも使い方を知らなかったため、どうやって凹ませるかの感覚がわからなかったことがわかった。
胃の部分が出やすいのも筋肉が壁となって抑えきれなかったからかもしれないなと思った。

ただ、一度感覚がわかれば日常でも意識しやすくなる。
なのでそれからは、思い出しては背中とおなかをくっつける感覚を意識したり、みぞおち辺りからすべり台をすべる感覚で凹ませてみたりしている。
日常的にやっていると胴の厚みが少し薄くなった気がして変化があっておもしろい。


太極拳

今いちばんの課題は足首。
右足首がぐにゃぐにゃなのに硬いという悩ましい状態だからだ。
ただこれは足の平の筋力や柔軟性がないことや股関節、左脚の堅さなどつながりがうまれて連動していけば自然とながれていくだろうから、ぎこちなくても続けていくことで少しづつ変わってくると思う。

太極拳は地味な動きでも内部を動かすせいかじわじわと汗がでてくる。

身体が連動すると勝手に動いておもしろいのだが、反対に日常ではいかに身体をバラバラに個別に動かしているかがよくわかる。
身体はつながっているのにね。
そこに人間という生き物のおごりを感じる。

動かしているという意識。
動かすことができない葛藤。
本当は小さな動きの影響を受けて自分の動きが生まれているに過ぎないのだろう。



仆歩(プーブー) 

仆歩 手強すぎ笑
今のわたしはぴきぴきいっている状態。
さて、どう変わっていくのか。


つながり

スポーツや武道やヨガなどををやっているひとは身体のつながりを意識する機会が多いように思う。
でもそういうきっかけでもないと、自分の身体に細やかに意識を向けるって日常のなかではむずかしいのかもしれない。

人とのつながりも同じような気がする。
自分だけで生きているように思ってしまいがちだけど、実はさまざまな人とのつながりがあって影響し合っている。
自分をつながりのなかのひとつだと感じることができれば、孤独感や力みもとれて「今まではあんなに力が必要だったのになぜだろう?」と不思議に思うほどするっと物事が動いていくのだと思う。



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