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今日の山田君 〜思うこと〜 7

日常で困ったことがあると
工夫するのが好きだからか
自然と問題として捉えなくなる。

子どもが注意力散漫で
話を受け取ってもらうのに
一苦労していたとき

その子の視界に入って
目を見て話せばいいんだと気づいた。



そして、子どもたちに繰り返し
「キャッチボール」の話をしてきた。

見えないところから
ことばを投げられても
受け取れないと。


「おれは◯◯に絶対言ったのに、
◯◯は言ってないって言うんだ!」
怒りに燃える息子に

相手が受け取る準備ができてないときに
投げても、気づかないこともある。そして受け取ってもらえないこともあると話した。



わたしは夫から
「前に言っといたのに」
とたびたび言われていた。

わたしにはそんな記憶これっぽっちもなくて、
「言ったのに」「聞いてない」で
めんどくさいことになっていた。



子どもがいると困ったことがよく起きる。

そのおかげで、疑問に思うことすらなかったことが、疑問に思うことができた。

自分も相手が受け取れることばを投げているだろうか?

とんでもない方向から変化球投げてしやしないか?


以前から無意識に身についていたことにも気がついた。

言葉が受け取ってもらえなくても、
わたしはムカつかないこと。

ちょっぴり寂しさはあるけど、
「ま、仕方がないか」
になること。


夫は基本的に受け取ってもらいやすいボールは投げない。


夫の向いてる向きに
ただことばを投げる。

ゲームをして夢中な子どもたちには
投げられたことすら気づかない。

「こら!!返事は!!」

と一方的に怒るのだ。


夫にもことばのキャッチボールの話は伝えてはある。
夫自身も気分を害したりしているのに、
一向に定着していかない。

鈍感であることの強さと、不自由さがある
見ていてそう思う。


そして、過敏なわたしは、弱さゆえの強さと、やはり不自由さをかかえている。


次男の言動に対して、どこか違和感があったし、理解できないことが多かった。
そしてわたし自身もその要素があることがわかった。

たぶんアスペルガーとADHDの特徴がある。

それを知って、謎が解けた気がした。
そして、生きづらさを抱えながらも、
ここまできた自分を褒めたくなった。

そんな今日のわたし。


今日もあなたに心の安らぎと幸福感が訪れますように♪



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