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今日の山田君 〜思うこと〜 60

帰国

お店で商品を見ているとある人の顔が頭に浮かぶことがあります。
そんなとき相手の負担になりにくそうなものや消費できそうなものであれば迷わず買うことにしています。
そして、いいタイミングがやってきたときに渡すのが自分の楽しみでもあります。

今月中旬に大ベテランの実習生が帰国しました。
あるとき、彼がインドネシアに持ち帰りたいほど桜が好きだと知りました。
その話を聞いたあと本屋でうろうろしていると、文具コーナーで立体的に見える桜と富士山のポストカードが目にとまりました。
思わずうれしくなって何枚か購入しました。

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そのポストカードと一緒に小さくかさばらない物をいくつかまとめて帰国の前日に渡しました。
彼のお母さんや奥さんや甥っ子など誰かひとりでも喜んでくれたなら最高だなぁ…と思いながら。

「Jauh di mata, dekat di hati 」
ジャウー・ディ・マタ、デカッ・ディ・ハティ

これはインドネシアのことわざで直訳では「目には遠い、心には近い」となり「離れていても大切に想っている」という意味になります。
「わたしにとってあなたは大切な存在だよ」というメッセージが伝わればいいなと思い、このことわざを選んでみました。

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彼は新築の家を建てた新婚さんでもあるため、日本のことわざも合わせて入れてみました。
キャッキャと子どものように笑う顔が絶えませんように=幸せが続きますようにという祈りを込めて。

(8日間のホテル生活も終えて無事家にたどり着いたようでほっとしています。)


ハンモック

近くの杉林で揺られるのもいいかもと、なんとなく買ったハンモック。
子どもたちにまだハンモックを使えないのかと急き立てられて、仕方ないなぁと軒下にひとまず設置してみることにしました。

1度目はわたしが設置。
安定感があまりなく頼りない仕上がりに。
けれどハンモックは最高だということだけは、はっきりとわかりました。

2度目は長男が設置。
安定感抜群で、蚊帳まできれいに紐で吊ってあって美しい仕上がりでした。

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蚊帳で若干視界が悪くなっているはずなのに妙に安心感があって、風に揺られて心地よかったです。
台風が近づいていることもあって空模様がめまぐるしく変化しておもしろかった!


「学ぶ」

ほぼ日刊イトイ新聞 7/28の"今日のダーリン"に書かれていたことに「たしかにそうだよなぁ」となりました。

「学ぶ」というのは人に出会うことであり、人の話を聞くことではないかというコンセプトは、実際にかたちにしてみると想像以上に説得力があって、ぼく自身も「ほぼ日の學校」の存在に再注目してしまった。

"「学ぶ」というのは人に出会うことであり、人の話を聞くことではないか"という言葉に無性にワクワクしてしまいました。

人に出会うこと、その人の考えを知ることが学びとなる。

ごくたまに人の発言で驚くほどがっかりしてしまうこともあるけれど、それはそれで「そんな考えをするのかぁ…」と逆の意味ですごく学びになります。
そんな出会いのおかげで違和感センサーの精度を高めるきっかけになっているのだと思います。

人がどんな特徴をもっているのかを長期的に観察するのがすきなのだけれど、人の興味はおおまかにふたつに分けられるような気がしています。

ある人は気になった人の持っている情報や特技や特色に興味を持つ。
またある人は気になった人自体に興味を持つ。

わりかし周りには似たタイプが多いため、違うタイプがいることをついつい忘れてしまいます。
そういう意味では理解しようとする姿勢で話を聞けていないのかもしれません。

最初から拒絶しない耳を、ジャッジをしない耳を持っていたいなと思います。


バレンタイン

息子らはきっかけがあれば作ることが好きなので、夏休みだし…ということでクッキー作りを提案してみました。
ほぼ彼らにおまかせのクッキー作り。

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てんやわんやしながらも味見が止まらなくなるくらいうまいクッキーができあがりました。

長男はバレンタインの時期になると男友だち数人に手作りチョコをあげています 笑
思春期に片足つっこんでいるのに、「手作りしたものを友だちや家族に食べさせたい」と素直に言えるところが素敵だなと親バカではありますが思だたりしています。


目の中に浮かんでいるものはなんだろう? マイケル・マウザー




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