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今日の山田君 〜思うこと〜 6
6月から学校が通常どおりになった。
同じくして給食も始まった。
ただ以前と変わったことがある。
子どもたちが配膳するとリスクが高くなるため、
先生だけが配膳することになった。
そのため、主菜と副菜が無くなることになった。
その通知を受け取った親たちは、
「まじか…」と思ったに違いない。
パッとしない味気ない給食しか想像できなかったのだ。
子どもたちががっかりしないように前もって説明しておいた。
そして、「食べられるだけラッキーだね」と付け加えた。
5月下旬から分散登校が始まり、週2で学校へ行くようになった。
わたしが子どもの頃、土曜日も学校があり、牛乳を飲んでからの下校だった。
子どもたちも時を経て同じくして牛乳を飲んで帰ってきた。
次男は「牛乳じゃ、お腹いっぱいにならないよ〜」なんて言っていた。
「牛乳でお腹いっぱいにする」そんなふうに考える次男がらしいなと思った。
そんなある日、気になって仕方がなかった「献立表」をやっと持ち帰ってきた。
1種類になったおかずは、いろいろな野菜を使いボリュームを増やし、あとは果物やデザートを回数を増やすことになった。
「!!!」
うまそうではないか!!
6月1日の今日、
子どもたちは「カレー食べすぎたー!!」と言って帰ってきた。
次男は「もものミルクレープ」がうますぎたらしい。
長男には甘すぎたらしい。
好みは人それぞれだ。
次男が珍しく学校の様子を教えてくれた。
配膳中の話だ。
カレーが配られるときに、おしゃべりが禁止に。子どもたちは、先生に向かって合図を送ることになったそうだ。
量を増やしたい子は「上を向いて」合図する
量を減らしたい子は「下を向いて」合図する
オッケーのときは「目をパチクリさせて」合図する
わたしは、次男のクラスの子どもたちの顔を思い浮かべてみる。
可愛らしいあの子も、やんちゃなあの子も、恥ずかしがり屋なあの子もみんなそれぞれ合図している。
そんな姿を想像したら、可愛すぎてニヤニヤしてしまった。
そのときの様子を動画におさめて保護者に送ってくれたら
コロナの中では貴重な「微笑ましく愛おしい思い出のひとつ」になるのになぁ、そんなことを次男の話を聞きながら思ったのだった。
今日もあなたの心の安らぎと幸福感が訪れますように♪
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