見出し画像

HSPについて考える

今日は久しぶりにHSPについて考えてみようと思います。
というのも、たまたま目にしたHSPの解説動画を見ていて「HSPをマイナス特性だと捉えているのはなぜだろう?」と思ったからです。
わたしはHSS型HSPという気質ですが、やはり自分の気質をプラスよりもマイナスとして捉えているように思います。
安定的に暮らすには工夫しなければならないことが多いので、あまり良い捉え方ができていないのかもしれません。
しかし、物事にはプラスの面もあるはずなので、この機会をプラスに書き換えるきっかけにしていきたいなと思います。

「HSPって何?」と思った方は先にこちらの記事をどうぞ。


HSPのプラスの要素を考える

マイナスに捉えがちなHSPという気質を、この記事をきっかけにプラスの要素へ捉え直ししてみることにしました。

▪️「日々の楽しみ」編
•感受性が高く芸術に深く感動できる
•ひとり時間が苦にならない
•あらゆるモノを大切にできる
•動物や幼い子どもに優しくできる
•直感力が鋭い
•想像力が豊か

絵画を見に行って心が奪われ涙が出ることもあれば、闇の深さに立ち尽くしてしまうこともあります。ファンタジーな世界観の絵にワクワクが抑えられなくなることもあります。

ひとりでも外へ出れば冒険のようで楽しいと感じます。そこには人に限らず出会いと発見がたくさんあります。

たぶん内面は小さな子どもと変わらないのかもしれません。
だから子どもの世界観に浸れるし、現実的ではない世界を想像し体感できたりします。


▪️「対人関係」編
•人の気持ちに共感し、寄り添える
•深い会話ができる
•深く狭い人間関係を大切にできる
•誠実・謙虚・素直な人柄
•多様性を受け入れられる
•押し付けがましくない

目の前にいる人が、嬉しいや楽しい、悲しいや悔しい、憎らしい…そんな強い感情を持っていると、どうやら共鳴してしまってわたしの中にもその感情が入り込んできます。
相手が喜んでいると、わたしもすごく嬉しくなります。
相手が誰かを憎んでいると、わたしは息ができなくなるほど苦しくなります。
相手が夢を語ると、わたしはその夢を思い描きワクワクしてきます。
相手が嬉しいときには自分事のように一緒に喜べるけれど、苦しいときにはその苦しさがわかるから何も言葉が出ません。
いろんな人のそれぞれの立場がわかるから、何も言うことができなくなります。
だから拒絶はせずに、感情の波が激しい人とは適度な距離を保ちながら自分の安定を図ります。

▪️「仕事」編
模倣が上手
集中力が高い
物事の進め方が丁寧
知的好奇心に溢れている
気配りができる
危機管理能力が高い
視野が広い

人や状況を観察する癖があるので、見て学ぶことと察することは自然にできることかもしれません。
気づきやすいという特性があるので無意識に気配りしてしまうのですが、それが疲れにつながりやすいところでもあります。

臨機応変が苦手なため、段取りは丁寧に行っているかもしれません。
これも臨機応変が苦手なことと繋がるのかもしれませんが、いつも最悪の状況も考えて行動しています。
もしかしたら、突然起こると精神的負荷が大きいため一度擬似体験してダメージを受けすぎないようにしているのかもしれません。

視覚情報が入りすぎると疲れるので人が多いところ、騒がしいところでは意識的に視野を狭めて過ごしています。
そのため知り合いとすれ違っても気づかず、声をかけられて驚いてしまいます 笑


【捉え直しをしての感想】
なぜかつらさが前に出てきてしまって、プラスに捉え直すことが難しいなと感じました。
まだまだ道のりは長いのだとわかりました。
「プラスに捉え直す」という試みは思ったようにはいきませんでしたが、今回自分自身のことを整理することはできたように思います。
以前のような生きづらさはなくなりましたし、時々振り返りながらやっていけたらなと思いました。


あるHSPの方がnoteで「健康になると共感性が下がる気がする」と書いていて、わかりみが深いなと感じました。

今日はユーモラスな締めもオチもありません 笑
これでおしまい。

今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づけますように♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?