家計簿と家計管理…なんのためにつけるの?目的を考える

はじめに

独身のとき一時期家計簿をつけていました。
けれど、いつしかつけなくなっていました。

画像1

いまは羽仁もと子案 家計簿をつけ始めて5年目になります。つまり5冊目の家計簿。
新しい年を迎えるときにはこの家計簿と一緒にスタートをきります。

最初にすることは"月額費目予算"を立てること。
最初はあいまいで大丈夫。
年数が経つごとにどれくらい予算があればいいのかわかってくるから、わからないままでもとりあえず続けてみることが大切だったりします。

家計当座帳で1日ごとのお金の動きを、それを元に家計簿で月全体のお金の動きを記録していくのがこの家計簿のつけかたです。

家計簿はめんどくさい

とはいえ、この家計簿はとってもめんどくさい。
つける項目がたくさんあるし、下準備として家計当座帳をつけなきゃいけないしで嫌になる人も出てきそう 笑
もともとわたしは、昔からあまりお金に興味がもてなくて実感も薄いため、お金がただの数字に思えてしまいます。
それと「必要なときにお金は巡ってくるはず」という謎の思い込みがあるため、日々の節約という概念があまりありません。

ではなぜ家計簿をつけているのか?

それはつまり、お金の動きを把握するため。
家計簿をつけることで安心を得ているとも言えるかもしれません。

この家計簿をつけていると、所得に対して項目別の割合がわかります。
お金の動きやその割合がわかれば、現状の使い方でいいのかどうかが見えてきます。
それに全体を把握していることで、やみくもに不安になることがなくなり、困る前に対策をとることができるようになります。
心配を減らすことは、穏やかにすごすためには不可欠なことのように思います。

画像2


安心を得るための家計簿

結婚をし子どもをもつと、お金の出入りが増えます。
出入りする箇所も増えて把握がむずかしくなります。
引き落とし銀行を指定されることもあり、あつかう口座も増えました。
わたしは現在、4つの銀行口座と1つのネット銀行口座それと現金を家計簿で管理しています。
収入表のページの右端に"月のはじめに"と書かれているフリーのスペースがあるため、月のはじめには通帳残高と現金を記録するようにしています。
散らばっているとわかりにくかったことが、一箇所にまとめることで全体が見渡しやすくなります。


この家計簿のおすすめポイント

【おすすめポイント1】
家計当座帳につけている大元表がとっても便利

サイフには入れていないが手元に置いているお金の管理がこれでできます。
そのおかげで手元に現金をどれくらい置いておくといいのかわかりやすくなりました。
便利な世の中ではあるけれど、月謝や集金などまだまだ現金で支払う場面は多いです。
把握しておくことで、あわてて銀行に走らなくてすむようになります。

画像3

【おすすめポイント2】
家計簿についている収支年計表が便利。

パタンパタンと折り目を開いていくと巻物みたいに横長の紙が登場します。
1ヶ月の予算から年間収支まで一覧で把握することができます。
その他にも「グラフで見る記録」や「買い入れ予定と実際」、「感想と記録」などの書き込むページもあり、記録することが好きな人やアナログ好きな人には特におすすめです。

画像4

【おすすめポイント3】
家計簿をつけていると家計のことを質問されても答えることができるようになります。
それに家計簿をつけているというだけで、謎に信用が増します 笑
家計簿をつけることは手間でもあるがお得でもあります。


家計簿はアルバムでもある

家計簿をパラパラとめくると、お金の記録をとおして記憶もよみがえってきます。
ただのお金の記録なのに、そのときの出来事がしぜんと思い起こされます。
家計簿をつけることで、出来事も紐付けされているのかもしれません。
写真を見ることでそのときのことを思い出すのと同じ効果があるのではないでしょうか。


家計簿で不安を減らし安心を増やす。
お金の記録をとおして思い出を綴ってみませんか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?