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フィットネスジムに再チャレンジ⑥ (備忘録)

意識するとは?

ジムではいつもノリのいい曲が流れている。
トレーニングメニューをこなしていてキツく感じるときは、曲に集中するようにするとキツさが少し和らぐ。
意識の仕方で身体や気持ちまでもが変化する。
その感覚の変化がいつも不思議だなと思う。
意識するってなんだろう。

模倣する

見て真似るってとてもむずかしい行為だ。
なぜなら見えていない部分の動きや感覚が重要なのだけれど、見えた動きで真似ると大きくズレたものになってしまうから。
それを少しずつ修正をかけて見えない部分の動きを入れていきながら無駄な部分(余計な動き)を削っていく。
おもしろいのは見た目で重要そうなことが本質的には重要ではないこと。
その一連の動きの中の鍵となる部分を見つけたり、知ってていくのがおもしろさでもある。

すり合わせ

もともと走るのが好きではない。
特にランニングマシーンは、走っていてもまわりの景色が変わるわけでもないし、つまらないと思っていた。
ただキツイだけのトレーニング。
でも、ジムでは最初に8分間そのマシーンでランをする。
マシーンの前には走るときの間違った姿勢と正しい姿勢のイラストが貼ってある。
いつもそれを見ながら自分の走り方と照らし合わせ微調整している。

身体には左右差がある。
それを曲のリズムに合わせて一定になるように意識しながら走る。

後日、外でランニングしてみたのだけれど、以前に比べて走り方にばらつきが出にくくなって安定して走れるようになってきたように思う。
外で走ると意識がいろいろなものに行きやすい。
だからこそ、走るテンポやフォームを室内で作り込んでいくのはいいのかもしれない。


楽しさ

何をするにも楽しさは重要だ。
楽しさを引き出してもらえる環境は最高だけど、そんなことはなかなかない。
そもそも楽しさを引き出してもらえる環境自体が特別であり、それだけでありがたいことなのだ。
だからこそ、少しずつでも自分の中から楽しさを引き出せるようになっていくことはスポーツや武道だけでなく日常生活や社会活動においても活かせるのではないだろうか。

なぜなら、自分を楽しませるコツを知っているだけで、つまらなくてうんざりしてしまうことに変化をつけることができるのだから。


楽しいと自然に伸びていく

すごく楽しそうで微笑ましい気持ちになり泣きそうになった。
ものすごく真剣に取り組んでいて楽しくて仕方がない、そんなひとりでも勝手に進み続ける人たちのそばに居ると、まわりにいる人たちも一緒に伸びていけちゃうんだよね。
すごいパワーだな。

家でジークンドーの足の運び(ステップ)を真似していたら、汗がどんどん出てきた。
これだけですごい運動量だ。


ただただすごい!

日本空手松涛連盟
空手の伝統の継承と技術革新が2つの柱となっているようだ。
継承していくが変化もしていくのって、相反することだからすごいなと思った。
わりとどちらかに偏ってしまうものだから、日本空手松涛連盟は在り方としても強いなと感じた。

トップ選手の活躍は、つねに競技技術の革新と活性化をもたらしてくれます。
それは、新しい技術を模索することだけではありません。優れた古典に学ぶことで世界の最先端の空手技術に対応出来るだけの「身体バランス」と「応用技術」を身につけることもできるのです。
浅井哲彦初代首席師範は、従来の松涛館流ではあまり活用されなかった猫足立ちや、競技化のなかで忘れられた回転運動、打ち技などを稽古にふんだんにとり込むことで、体力や性別、そして年齢を超えて、自分の持つ力を最大限に引き出し、一撃必殺で相手を倒すことが出来る突きや蹴りを習得することを常に研究し「進化・深化」させてきました。

「進化•深化」させる…いい言葉だな。


女性も女性に癒されている

ジムに行くと目があってあいさつしたときにニコッとしてくれる女性が何人かいる。
お互いに軽くニコッとすると、心理的安全性が生まれるように思う。
居心地が断然よくなる。

トレーニング中は会話してもあまり表情を変えない女子大生に帰り際「おつかれさまでした」と声をかけた。
すると眩しいくらいの笑顔で「おつかれさまでした」と返してくれた。

そのとき女性も女性に癒されているのかもしれないなと思った。
笑顔は相手からの贈り物。
さてさて、もらった贈り物を次に誰に贈ろうか♪

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