昔の記憶と子供についてのお話

こんにちは、ばんちょーです。
今年もスギ花粉の季節がやって来ましたね…。
私は幼い頃から花粉症と共に過ごしてきたので
様々な対策をし、症状も昔に比べたら落ち着いた方ですが、やっぱり嫌なものは嫌ですね😔😔😔

さてさて、今回は何故私が「子供を欲しいと思わないのか」についてのお話。
内容的に気分を悪くされる方もいらっしゃると思いますので、読みたくない方は今すぐ回れ右でお願いいたします🙇‍♀️

私は「自分は結婚しても子供はいらない」と考えています。
これを男性や友人にいうと大体「なんで？子供は可愛いし、自分の好きな人との子だったら絶対欲しくなるよ！」と言われます。
勿論、その人達の意見を否定するつもりはありませんが、その言葉を聞いてもなお、考えが変わることはありませんでした。

私の家では父より母の方が強く、結構厳しめに育てられ幼い頃はよく𠮟られていた記憶があります。

私がいけない事をするから叱られるわけですが、叱られるときはとても怖かったです。
基本的に最初は言葉で注意をされ、それでもまた同じことや似たようなことをすると手を挙げられていました。
打たれる方も痛いですが、「素手で叩く方も痛いんだ」と母に言われ最終的にはハンガーやサランラップの芯で叩かれていました。
ハンガーは音の割にそんなに痛くないのですが、サランラップの芯はめちゃめちゃ硬くて痛かったです。最近のサランラップの芯はエコ思考だからなのか柔らかいものが多く、なんでこれをもっと早く作ってくれなかったんだ！と思いました(笑)
今では虐待になるんでしょうけど、昔は私も「叱られる＝親に叩かれる」だったので何とも思っていませんでした。

物で叩かれたのは数えきれませんが一番記憶に残っているのは「言葉」です。
意外と幼い頃に言われた言葉って覚えてることありませんか？
私は結構覚えてるほうです。
しかも残念なことに覚えているのは優しい言葉ではなく「厳しく悲しい言葉」ばかり。

「ウチはウチ、よそはよそ」
「私の言うことが聞けないのなら今すぐ家から出ていけ」
「お前はウチの子供じゃない」
「出ていく時は全裸で出ていけ。その服は両親が汗水垂らして稼いだお金で買ったものだ。お前がその服を着る資格はない」
「大人の会話に入ってきて私に恥をかかせるな」
「お前はウチの子じゃない。山から拾ってきた」
「箱に詰めてゴミと一緒に捨てるぞ」
「お前なんて産むんじゃなかった」

など…。
叱られてる時に言われた言葉なので、母が感情的になってしまい
本当は思っていない事を言ってしまったんだと思います。
ですが、幼かった私にとってはとてもキツイ言葉たちでした。(特に「産むんじゃなかった」が一番キツかった…。私の誕生は望まれてなかったのかってね)

そして毎日母を怒らせないように・叩かれないようにと、無意識のうちに母の顔色・機嫌を伺いながら生活していたのです。
(社会人になって上司にも無意識に同じことをしていたようで、指摘されました)

ある日、母に母の幼少期を訪ねたことがあります。
そこで母も幼少期に私と同じように厳しく育てられていたことを知りました。
寧ろ、内容は私より酷く当時聞いたときはあまりにも衝撃的でした。
そして「だから母は私たちに当時の自分と同じような育て方をしてしまうのか」と幼心にもそう感じました。

こういった自分の幼少期の体験から「自分も母のように子供を叱る時に同じようにしてしまうのではないか」と考えるようになりました。
「母は母であなたはあなたよ」と言われたこともありますが、無意識にそうしてしまいそうな気がしてなりません。
そして２０うん年間生きてきて、今になって自分が軽度の発達障害であることもわかりました。
(そのことについてはまた今度書きますね)

そんな私が１人の子の人生を背負っていけるのか、自分の全ての時間と愛情をこの子に捧げられるか。
そう考えたときに無責任に「自分の子供が欲しい」なんて言えなくなりました。
ペットを飼うときでさえ無責任にしてはならないのに、きっと育てられない。

これを読んでくれている皆さんの中にも同じ考えの人もいれば、違う考えの方もいらっしゃると思います。
どちらも否定はしませんが、これだけは言わせてください。

感情的になっても絶対に【産まなきゃよかった】という言葉だけは言わないでください。

この言葉を言われて嬉しい人なんていません。
この言葉を聞いて自分は存在価値がないのかと思ってしまう子もいるはずです。
心に鋭く刺さった言葉はいつまで経っても抜けない。
皆の心に少しでも多くの幸せな記憶が残りますように。

うまくまとめられませんでしたが、今回はこの辺で！ここまで読んでくださりありがとうございました🙏🙏
また次のお話でお会いしましょう👋👋👋

お口直しに可愛いディズニーランドのカモちゃんを置いておきますね🦆

追記：こんな事を書いていますが、両親のことは今も昔も大好きですよ！何なら母とは仲いいです🐻