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ネットショップと直販の住み分け

課題が審査所(?)に届いて 魂の抜けているすってんです。

今日は私が「ネットショップ」するにあたって
これどうしたらいいのかな。と思ったことを少し。

以前のnoteにもすこし触れたのですが
もともとは「直販」の人です。
フリーマーケットやマルシェ(消えたけど)で
「買う人と対面で売る」事をずっとしてきました。

レジンをする前は 「ヘアリボン(子ども用)」を10年ほど
売ってきたのでそれが当たり前のスタイルでした。
(なぜか作りかけの写真が出てきたのでこっそり 笑)

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さてここにきて 対面販売が難しい事態が起きたとき
「ネットショップ」ということを考えたものの

・まず値段設定はどうするのか

という壁がありました。
ネットショップというのは 完全に自分一人で立ち上げても
パソコンの技術はもちろん、ドメイン取得やカート設置ほかいろいろ。
カートを借りたとしても 売れると手数料・振り込みの際の手数料
オークションでも 出品手数料・落札手数料諸々。
ありとあらゆるところに ボディーブローのような経費がかかります。

当然 対面時代の作品代+手数料 なので高くなって当たり前

ところがここに抵抗が生じます。

手数料を乗せると値段があがる。

私の作品は
「高くなっても買ってもらえるものなのか」。


ここで価格に随分悩みました。

しばらくは 対面販売の数字に+@で出しました。

写真・説明文・そして梱包・発送・連絡 コレ全部込みで+@


元なんて取れない。


これがネット販売です。

でも 直販が出来ない以上 なんとかネット販売はしたい。
(作品溜まるし見てもらえないと寂しいし)

そこで私が今やっているのが「住み分け」です。

直販用の作品は 手にとって貰える事を前提に
今よりはずっとシンプルなアイテムが多いです。
パット見て可愛い・綺麗 そんな感じのモノを揃えました。

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そして 肝心のネット販売は
完全一点物。一点入魂。なんならアート。(ぉっと 言い過ぎた・・・)
という作品に切り替えました。

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同じものを 値段差を付ける事に抵抗があるのなら
違うものを それ相応の場所で売ることにしたのです。

そのためネットショップで販売する作品たちは
写真もしっかり撮りますし(なんせアート)
説明文も思いをしっかり伝えますし(だってアート)
きっちり梱包しメッセージを添えて送り出します(あーt 略

Twitterでももちろん新作お披露目は欠かさずしますし
最近は動画を撮ることも覚えました(覚えただけです)


もちろん 直販用の作品がないわけではありません。
それは お子様がなけなしのお小遣いを握りしめて
お店の前を何度も行き来し 長考し 何個もある作品の中から1点。

選びに選んだ中から1点を握りしめてくれたときの
あの感動を味わいたいからです。

ありがとう・・・ありがとうありがとう・・・!!

子どもは大人とお金の価値が違います。
150円のポストカード1枚に 3日考えた私が言うのですから間違いない。
そんな中で 一つ500円もするモノを買うのは勇気がいるでしょう。
大人なら5万ぐらいの大人買いの気持ちですよ。絶対。
コレを買うともうほかは買えないんです。
それでも選んでくれた事。ありがとうしかないよね。

だから 直販ではせいぜい高くて500円。
お子さんでも手に取れるような価格でもっと安い作品もあります。
それは パーツ代やデザインを少しでも抑えて作り上げています。
手間は正直同じぐらいかけてるので 損といえば損。

でも頂く対価はそれ以上なのです。
買ってくださる方から「心の栄養」を頂いているのです。

だからこそ ネット販売で売る作品たちは
大人が買って恥ずかしくないクオリティで
誰に見せても恥ずかしくないデザインで
そしてなにより 大人だからこそ満足していただきたい。

どちらも すってんころりん* であり 私なのです。

この住み分けの考え方に至ってから
作品に思いっきり手間をかけるようになりました。
「安くしないと」という呪縛から解き放たれたからです。

材料を潤沢に使い 手間を思いっきりかけ
一点入魂「可愛い」を連呼しながら仕上げるすってん。
出来上がった作品はどれも

ココがめっちゃ可愛いんですよ ほんと もう最高♡

と自分で言うほどです(心の中でですが)

どう販売しようと
心に響く1点 が届くよう 想いを込めて
誠心誠意心作っていることに変わりはありません。

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ネットショップでは ネットショップとしての すってんころりん*

直販では子どもたちにも手にとって貰える すってんころりん*

どちらの自分も犠牲にすることなく今ここにいれるのは
紛れもなく「ネットショップ」があるからです。
悩むことも多いけれど それは必ず糧になる。
毎日そう思って過ごしております。



では また次の機会に(*゚▽゚*)ノ しーゆー♪

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