やる気が出ない？とりあえずやり始めること。結局これ。

今日はなんだかやる気が起きないな。

決めていたことがあったけど、明日でいいか。

このように私たちは、なんでもかんでも後に回しがち。

特にこれまでやってこなかった新しいことなんかは、継続することがどれだけ大変か、身に染みている人も多いのでは？

結局のところ、最初の一歩が大事なんです。

一歩踏み出せば、あとは勝手に継続できます。

やる気が出ないのはなぜか

人間の行動は「開始時」「継続時」「終了時」という３つの過程に分けられます。

この中でもっとも面倒くさく、行動を起こしづらいのが、「開始時」です。

そもそも人間には問題がない限り、その状態を維持しようとする「現状維持バイアス」という心理状態があります。

何かを始めることで「安定した状態」が失われてしまうことを恐れている。

また、新しいことが損失を出してしまうリスクも考えてしまうので、新しいことや未知なことに対しては余計にやる気が起きないのです。

やる気スイッチ

脳は「開始時」はやる気を出しづらいですが、一度その行動を始めると継続して行う傾向があります。

脳の側坐核と呼ばれる部分が、いわゆるやる気スイッチに相当する場所なんです。

これは「何か行動を始めることによって入るスイッチ」

例えば、机のまわりが気になったので、少し部屋の掃除をしようと始めたところ、ついつい部屋を掃除しすぎてしまったことがあると思います。

このようにやり始めさえすれば、脳が勝手にやる気スイッチを入れ、行動を継続してくれます。

マジックフレーズ

それでも動くのが辛い。やる気が起きない。なんてこともありますよね。

そういうときは、自分を奮い立たせるマジックフレーズを使ってみることをおススメします。

ダイエットをしているのであれば「ここでランニングをさぼると彼氏ができないぞ」と自分に脅しをかけたり、
「明日やろうはバカヤロウ」など、簡単でも何か一つ、フレーズを決めておくのです。

なんだか気分が乗らなかったり、やる気が起きないと感じたとき。

用意していたマジックフレーズを自分に言い放つのです。


ぜひ声に出して言いましょう。

多くの感覚で実感したほうが、効果は高いです。

とにもかくにも、大事なのは最初の一歩。

ここを頑張って乗り越えましょう。

そこさえ乗り越えれば、あとは勝手に脳が継続してくれますよ。