騒音は太る原因に！？音によって仕事のパフォーマンスを高めよう

勉強をしよう。仕事をしようを思っても、周りの音がうるさく気になって、集中できないことありますね。

このように音というのは、私たちの脳に無意識のうちに影響を与えているのです。

つまり音により、集中しやすい環境を作ることもできるということです。

騒音はストレスになる

うるさい場所と言われると、どこを思い浮かべますか？

身近な場所だと、工事現場や幹線道路、パチンコ店などでしょうか。

このような場所に行くと、不快感やストレスを感じることがあります。

これは騒音の刺激を受けると、ストレスによってコルチゾールというストレスホルモンが分泌されるためです。

コルチゾールが増えると、食欲が増え、睡眠の質も下がってしまう。

また過剰なコルチゾールの分泌は、プランニングや意思決定、論理分析に関与する脳の前頭の働きを阻害するとも言われています。

音がうるさくて集中できないのは、こういった理由があるんです。

騒音を聞くと太りやすくなる

スウェーデンのカロリンスカ医科大によると「騒音の大きい場所に住むと太る」という研究結果があります。

約5156人を対象に、騒音と肥満の関係性を調べたところ、空港や幹線道路などの近くに住む人は、相対的に体脂肪の量が多かったそうです。

もちろん個人差はあると思いますが、女性だけで言えば騒音が5デシベルあがるごとに、ウエストが1.5センチ増えることも数字上では明らかになっています。

適度な雑音は集中力を高めてくれる

イリノイ大学の研究では、図書館や自宅などの比較的静かな場所よりも、カフェなどの適度な雑音のある場所のほうが創造性を求められる仕事において、パフォーマンスを向上させたという結果もあります。

このように作業内容によっては、静かな場所よりも適度な雑音があるほうが良い場合もあります。

注意すべき点

しかしあまりにうるさすぎる雑音は、集中力を低下させてしまいます。
適度な雑音が大切です。

また、音楽を聴きながら勉強をするという人もいますが、これもオススメできません。

たしかに適度な雑音ではあるのですが、歌詞の内容やテンポに無意識に気を取られてしまい、結果的に集中力を低下させてしまいます。

もし聞くのであれば、ジャズやクラシックなど歌詞のないものにしましょう。