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RICOH GR IIIを持って福生へと帰省

2019年から2020年にかけての年越し。実家のある東京都福生市(ふっさ・し)に帰省してきました。

と言っても、福生が位置するのは西の端で一応東京というだけ。年末のごあいさつくらいの感覚で寄って、そのついでにスナップもしてきたという話です。

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年を追うごとに自分の機材は軽量化・小型化をしていて、今回の帰省で持ってきたのもEOS Kiss 7とRICOH GR III。家族と生活しながら写真を楽しむためにアジャストされてきた結果だと思ってます。

GRは子供と歩いている途中にちょっと足を止めて撮るとか、自分1人で出かけたときにポケットに入れたりと非常に便利(おかげで他メーカーのコンデジまで気になってきてしまった...)

加えて、年末年始のひっそりとした地方都市・福生。ここではGRですら構えるのに気が引ける。もしも大きなカメラだったらシャッターを切らなかったであろう瞬間が何度かありました。

そんなこともあり、すっかりGRと離れらなくなった令和2年です。


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さて、まずは自分にゆかりのある場所をめぐる。奥に見えるのが22年前まで通っていた小学校で...

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こっちが中学校。どちらにも東京区部の学校がうらやむほど大きな校舎とグラウンドがある。そんな場所を、今度は自分が親として見て歩く。センチメンタルですね。


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この人工的な小川が玉川上水。江戸時代に新宿まで飲料水を届けた上水道で、1653年建設の立派な史跡。釣りや遊泳ができるわけでもないので玉川上水との思い出は皆無。でも、こうした歴史を知ったうえで訪れると見え方が変わってくる。

僕は現代の医者が江戸時代にタイムスリップする「JIN」っていうドラマが好きなんですけど、その時代の水もここから届けられていたんですよね。福生から新宿までの距離がだいたい40kmだから、当時としてはとんでもない大工事だったんだろうなぁ。



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そして、福生といえばの国道16号。在日アメリカ軍の横田基地がある関係で通り沿いはアメリカンな風景が広がっている。写真の奥に見えるのが横田基地。僕の実家はここからすぐのところにあり、中学生くらいまでは遊び場といえばこの通りでした。


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16号のランドマーク的存在、ピザレストラン「ニコラ」。初めて日本に本格的なピザを持ち込んだのがこのお店だと言われています。

ここ横田本店は1959年にオープン。基地に住む兵士たちが家族や恋人と連れだって訪れたそうです。16号沿いにはほかにも新旧さまざまな飲食店がありますが、この街の歴史を感じる意味でも食事はとりあえずニコラで間違いないない。


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とかなんとか言ってたらもう日没。ここはJR八高線の線路。

僕が小学生のころ、福生のホールに宇崎竜童が来たことがあった。我が家も家族で参戦していたそのコンサートのMCで、彼がこの路線の踏切について言及したのを今でも覚えています。

「ここに来る途中、あそこの踏切に引っかかった。こんな単線に止められるなんて今日はついてないよ」って。


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実家に戻る途中の歩道橋から見えた富士山。写真の左側にちょこんとシルエットだけ。GRではこのサイズが限界だった。


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かくして、僕も平穏無事に年を越すことが出来ました。東京は天気も良くて幸先が良いですね。2020年も当noteをよろしくお願いします。

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