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字のキレイな女の子を見た

今日は小学1年の娘の土曜授業に行ってきた。教室で子供たちが書き初めをする様子を見ていて、とても印象に残る出来事があった。


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子供たちが書き終わった書を続々と黒板に貼っていくのだけど、1人だけ群を抜いてうまい女の子がいた。それも線がまっすぐ引けているとか、少しバランスが取れているとかの違いじゃない。字がキレイな大人より上手に見えるレベルで、そのうまさに僕は感動してしまった。


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まわりからチヤホヤされる要素は人や性別によって違うけど、一般的な傾向というのはある。例えば小学生なら足の速さスポーツのうまさ。中学高校ならルックスにファッションセンス。大学生から社会人になるとそこに知性や財力も加わって評価されていく。

この基準で考えると、おそらく字が上手なあの女の子は特別クラスの人気者というわけじゃない。これは彼女を運動会や行事で見かけた範囲でしかないけど、きっと間違ってないはず。


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何が言いたいかというと、今日自分が感じたものはやんわりと丸めて子供に伝えたいなということ。

まわりからの評価要素は年齢によって変わるから自分の得意がチヤホヤされないときもあること。それでも自分の好きや得意を捨てる必要はないこと。磨き続ければそれがいつか人に感動を与える可能性もあること。

反対に、自分の価値基準だけでなるべく人を判断しないこと。そしてもし自分に合わない人がいたときも決して批判はしないこと。

これは自分が子供のときに全然出来なかったのであまり強くは言えない。特に後半は。それで失った人間関係も少なからずあったはずだし。

だから今日感じたことは子供だけでなく、今の自分にも改めて言い聞かせたい。

Photo by...RICOH GR III

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