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スナップ写真とコミュニケーション

これは今日撮った写真ですが、今日投稿しておきたいのでnoteに書きます。


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夕方、会社の近くを歩いていたらキレイな夕焼け。ポケットからGRを取り出してシャッターを切りました。


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この空なら何を撮っても良い写真になる。


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この電線さえなければ...!っていうシーンもあるけど散歩だし、単焦点のGRと自分のアイデアではどうすることも出来ませんでした。残念。

こうして自分の写真を見ると、もしかしたらスナップというよりシティスケープが好きなのかもと思ったり。


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さらに歩いて行くといい具合の坂道にたどり着く。ここから左側に目を向けると...


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工事現場のフェンスの先に六本木ヒルズ...だけど惜しい!

この空ですよ。もう少しですごい写真が撮れそうなポテンシャルを感じるのに。

その場でポジションを変えたりGRの焦点距離を切り替えたりするんですがやっぱりダメ。思うような写真にはなりませんでした。

一瞬その試行錯誤に夢中になってしまったのか、撮影の様子をすぐ隣でじっと見ているおばあちゃんがいることに気がついた。

お、怒られるっ...!

時すでに遅し。そう直感した僕はおばあちゃんと目が合うやいなや会釈をし、その場を立ち去ろうと足を前に出しました。しかし...


「ねぇあなた、ちょっと待って」

(うわぁ...)


仕方ない。ここは黙って怒られよう。

そこまで悪いことをした自覚はないけど、おばあちゃんの邪魔になった可能性も否定できません。

しかし次の瞬間、僕にかけられた言葉は思ってもみないことでした。


「あっちで撮るとねぇ、すごくキレイよ。壁が低いところがあって目の前がひらけて。大都会〜!って景色で私好きなのよ。行ってみて」


怒られるのを覚悟してたから驚きました。

言われるがままに歩くと、なるほどさっきより見晴らしのいいスポットだ。


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フェンスに近づき、手をぐっと上げてみる。


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お見事。グラデがかる空を背にした六本木ヒルズが撮れました。

ありがとうおばあちゃん。良いところを教えてくれて。


今日は一日中タイムラインがざわざわしていた。そんなタイミングだったからか、このなんでもないやりとりに心が温かくなった。


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