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園芸通信 - 巨大なおばけビカクシダを作りたい
2021年からビカクシダという植物を育てています。コウモリが翼を広げたような形から「コウモリラン」とも呼ばれる植物です。
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こいつは飾りがいのある植物で、鉢植えにハンギングに苔玉、板やコルクにつけるなど楽しみ方は十人十色。それでいて小株もどんどん増えてくるのでずーっと構っていられるほどに楽しい植物。
私も初めは既製品の苔玉と鉢植えからスタートし、その株を細かく分けては板に仕立てていました。壁一面が板付けのビカクシダになる「ビカクウォール」に憧れていたんですね。
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見た目は痛快なこのビカクウォールにもデメリットがあります。それは水やりが大変なことで、1株ずつシャワーやバケツで水やりするには時間がかかるし、床や壁の水濡れも気になるところ。
さらに、こうして株分けしているうちに出てくる子株も保護を続けていると、こんな感じでミニポットも増えていきます。
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人によってかけられる手間は違うでしょうが、我が家の場合は50株近くなったところでスペース的にも余暇時間的にも限界がきました。
このまま続けていくのも大変だなぁと感じていたので、これを再度まとめて大きなビカクシダを作る方向転換をすることにしました。
参考までに、イメージしている巨大ビカクシダはこんな具合です。
今日は店休日なので、店の奥に鎮座する巨大ビカクシダの水やりをしました。#ビカクシダ #コウモリラン #巨大ビカクシダ pic.twitter.com/nyXQZzCka9
— cafe eight songs(カフェ エイトソングス) (@cafeeightsongs) February 9, 2023
トイレで見上げると巨大なビカクシダが、昨年より更に巨大になって圧迫感が半端ない、🥺 pic.twitter.com/9dPUA34WMc
— ひで500 (@FHFpgUh0nGqlY8B) March 15, 2022
1つの塊に複数の株が群生するその姿こそ、いまの自分の気分です。
さらに成長するともうハンギングにすらできない重さになる個体もありますが、さすがにそれはマンション暮らしでは作るのも保管するのも難易度が高そう。なので上にあげたような姿が今の理想系かな。
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そんなわけで、いくつもあった子株をこうしてハンギングポットに集めてみました。本来は1株あればどんどん成長して群生していくのですが、今回は管理の手間を早く減らしたいという意図もあったのでまとめちゃいました。
温室などのおばけ株を見ても土台となる水苔の量はあまり多くないように見えるので、環境さえ合えばこれでもドカンと成長してくれるでしょう。
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今回の学びは「無理するな」ということですね。時間も限られている中で無理して育てるより、自分の管理できる範囲の中でほどほどに楽しんでいくのが長く趣味を続けるコツですね。
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