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最近のVoicyの、ちょっとうれしい変化

Voicyは学びが強い音声プラットフォームだと認識されることが多いです。ビジネスやキャリア、マーケティングといったカテゴリーに聴取ボリュームの大きなパーソナリティが多いので、たしかにその通りです。

ですが最近、ちょっとした変化が起きています。

学び分野の強みはそのままに、ライフスタイル・くらし・デザインなど、カテゴリーからVoicyに参入する方が増えています。

2022/05/10 追記 リリース出ました。くらしカテゴリのチャンネル数は2年で12倍。リスナーの女性比率も高くなってきています。


たとえばOURHOMEのEmiさん。ちょうどいい暮らしの情報とオリジナル商品を届けている方です。

Voicyは今年1月末にスタートされ、フォロワーはすでに7000人を超えています。(執筆時点)。

同じく1月スタートの文筆家 小川奈緒さんも配信開始3ヶ月。コメント欄は多くのコメントで賑わっています。

フランス・ナント在住のNolieさんが語る日本とフランスの文化ギャップも面白いし…

岡山に住む写真家の中川正子さんの声も素敵です。


ビッグネームの参加も

さらに、著名人の参加も目立ちます。一番新しいところでは、4月23日にデザイン活動家で、D&DEPARTMENT創業者のナガオカケンメイさんの放送が始まりました。

Voicy社内にもナガオカケンメイさんを尊敬する人は多く「ついにナガオカさんにも選んでもらえるプラットフォームになったのか…」としみじみ語り合ったりしています。


「今日のベリーベリーグッド」は、暮らしの手帳 元編集長でエッセイストの松浦弥太郎さんのチャンネル。放送は始まっていたのですが、新たなコンセプトともにこの4月から再スタートされています。

1日の終わりにベッドの中で考える「きょうの良かったこと3つ」を声で共有する放送です。


サービスに幅が出てきている

こうしたパーソナリティの参加は、そのままプラットフォームとしてのVoicyの幅になります。これまでの「スキマ時間にビジネスを学ぶ」というニーズから、ライフスタイルやプロダクト、暮らしのコツについて知りたいというリスナーにも満足してもらえるものになりそうです。

とはいえ、学びも暮らしも、その根っこにある音声配信の魅力は共通しています。

ありのままの声がリスナーの心に届き、その源泉にあるパーソナリティの考え方や価値観にリスナーに共感する。そして、より深い理解者になる、という流れです。その結果として、パーソナリティには応援者としてのスポンサーがついてくれたりします。

このあたりは下の2つの記事に詳しいです。

きっかけは、リスナーから「スポンサーとして応援したいです!」とコメントをいただいたことです。そのコメントをくださったのが、フォルクスワーゲン鈴鹿・フォルクスワーゲン四日市の担当の方(石田さん)だったんですね。でもはじめにお話をいただいた時は、商圏が限られていることもあり、僕のチャンネルにスポンサーとしてつくことで、石田さんのビジネスのプラスになるのか?と不安はありました。

ただ、石田さんと直接お話してみたところ、石田さんが『きのうの経済を毎朝5分で!』のプレミアムリスナーに参加するほど、僕のチャンネルを応援したいという気持ちを強く持ってくださっている方で、直接的にビジネスに結びつけようとは考えているのではなく、GiveFirstの精神でお話をいただいたのだなと感じました。

https://voicy.jp/journal/personality/interview/dj-nobby-automall/


Voicyに限らず、音声配信はどうしても初動が弱くなりがちです。声はダイレクトに届くぶん生理的な好き嫌いがあるし、聴取前に見えている情報量も比較的少なく聴き始める判断がしにくい。ここの改善は音声サービスを作る者として常に考えていかねばなりません。

「音声配信をして良かった」と言ってくれるパーソナリティを増やすことで、社会に温かい価値の連鎖を生み出したいと我々は考えています。

パーソナリティのみなさんもリスナーさんも、長くVoicyとお付き合いしてくださるとうれしいです。

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