現代の流れをざっくりサッカーで説明すると

サッカーって詳しくないです。詳しくないからこその無茶ルールで世界情勢をサッカーで説明してみようと試みる。

試合は紅白戦とする。ルールはサッカー。審判は倫理。無観客試合。

オーバーヘッドキック

第二次ワールドカップのものすごい乱闘の後、世界は紅白チームに分かれた。さすがにみんなが乱闘に懲りた。殴られた痕が痛いし、やりすぎた反省もある。だから第二次ワールドカップの後に続けたのは乱闘しないように注意しながら、でもやられたらやり返す倍返しだ!という思いを紅組も白組持ちつつのコールドカップという紅白戦だ。

コールドカップは経済というボールを自分のゴールに叩き込まれないように死守するゲーム展開。下手に相手のゴールを狙うと相手を刺激してしまうので、お互いがにらみ合い。ピッチの横っちょでラフプレーはあるものの、基本的にはお互いが自陣に籠っていつでも倍返しできるようにせっせと筋トレ。筋肉が発達しお互い強くなっていくも白組が筋トレしながらガッツリご飯も食べていたのに対して、紅組は筋トレはしていたもののご飯は計画的に食べていたのに計算違いで腹ペコで自滅。ヤーハーと盛り上がる白組。ピッチを謳歌する。ショボンとする紅組。

紅組はコールドカップの負けを認め、白組のやり方を一部パクった。きちんとご飯を食べたので紅組は元気が出てきた。この辺から紅組のキャプテンが変わり始めた。前キャプテン、ウラー君の存在感はまだまだ大きいものの、一流プレイヤーではあってもトップ選手ではなくなってしまった。
紅組新キャプテン、ゴセイコウ君は諦めず、真っ赤な頭で白組のご飯の食べ方や情報の共有の仕方、様々なことを頭を使いサッカーなのに手を使い、そんな細かいことは気にしないでパクッてパクってパクりまくった。白組のご飯の入手経路を抑えつつ、ゴセイコウ君が力を持ってしまったので新しい紅白戦、超限カップが始まった。今度のボールは情報インフラだ。情報インフラというボールを先にゴールした方が世界一。

ちなみに、第二次ワールドカップが終わってからの間、ヒノマル君は赤い毒が混じるご飯を白組でいっぱい食べた。白いご飯はそれ以上には食べたのでばっちり肥え太った。でもラフプレーに対応するテクニックは持ってるくせにラフプレーを極端に怖がる豚になった。第二次ワールドカップの後にセージョー君に休場の烙印を押されてしまったので、乱闘に参加できず、ラフプレーさえ恐怖症になってしまったのだ。赤い毒の作用がそれを加速させた。

今度の試合はゴセイコウ君が紅組の伝統である手をウラー君以上に使いつつ、白組と対戦。地味な試合である。素人目にはただパスをしているだけに見えてしまうような超地味な展開。でもパス回しをしている当人は必至。でもヒノマル君はパスが回ってくるとボンヤリと適当にパスを出す。タイキョク君に至っては紅組にパスを出す始末。しかもタイキョク君、ユニフォームが伝統のピンクに!

セージョー君とゴセイコウ君はピリピリしながらパス回しをしていた。そのさなか紅組陣営から突如もう一個、コロナというボールが出現したのでみんな大慌て。ゴセイコウ君の活躍でコロナボールはピッチを駆け巡る。今ピッチにはボールが二つで大混乱。しかも二個目のボールは制御不能予測不能にピッチ中を動き出した。コロナボールを入れられたらゲーム終了。紅組も白組もテンヤワンヤ。白組はコロナボールを入れられないように防御姿勢。でも切り替えが早いゴセイコウ君。コロナボールがどうなろうが知らんしそんなんゴールに入っても変わりはいくらでもいるから別にかまわんしと、もう一個のボールに集中し始めた。

白組ピンチ!

つづく(未来へ)

あんまりサッカー関係なかったw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?