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GPSを使った位置情報ゲームはコロナでどう変わった?

こんばんは、すてらいろです。
普段はしりとりで使える言葉という記事を投稿しているのですが、今回はちょっと息抜き。ゲームや遊びに関連した記事を投稿することを目標としているので、デジタルゲームに関する記事も投稿してみることにしました。
今後はゲームのレビュー記事なども投稿する予定です。

本題に入る前に

BGM流しながら記事を読みませんか?
ということで今はサービス終了してしまった位置情報ゲームの中から2つBGMを持ってきたので良ければ聴きながら読んでいってください!

↓『テクテクテクテク』のBGMの一つ

↓『レキシトコネクト』のBGM

はじめに

さて、コロナの流行に伴い自粛生活が必要になった今、自宅でできる娯楽として需要が高まっているゲーム。しかしそのゲームという括りにいながら逆に打撃を受けてしまったのが移動することをゲームに活かした位置情報ゲーム略して位置ゲーです。(※位置ゲーは株式会社コロプラの商標登録です。)
位置ゲーはそのほとんどが移動する+ゲームというコンセプトで作られていて移動を自粛しなければいけないという今の時世ではそのゲームの特性が失われプレイヤーが離れてしまうこととなりました。
そうした自粛を必要とされる生活が始まって1年経ち位置ゲーはどう変わったのか調べてまとめてみました。

ポケモンGO

まずはもっともポピュラーであろうポケモンGOから
ポケモンGO(Pokémon GO)はIngressを製作運営するナイアンティック(Niantic, Inc.)と株式会社ポケモン(The Pokémon Company)が共同開発した位置情報ゲームです。
ゲーム上に表示される地図が現実世界と連動していて、実際に移動することでポケモンとエンカウントしてその出会ったポケモンを捕まえたり、捕まえたポケモンを育成して他のプレイヤーやより強力なポケモンと戦ったりするゲームです。

そんなポケモンGOですがコロナでどう変わったのでしょうか。

・必要な移動距離を減らす
ポケモンを捕まえるために必要なアイテムであるモンスターボールなどはポケストップやジムと呼ばれるマップに点在するスポットの付近(一定距離内)に訪れて獲得する必要があるのですが、その近づかなければいけない範囲が広くなりました。
また、他のプレイヤーとオンラインで対戦できるGOバトルリーグは歩いたりゲーム内通貨のポケコインを使用しないで対戦できるようになり、移動しなければいけない距離を減らすという対応をしています。

・自宅だけでも遊びやすく
ポケモンGOには上記したポケストップなどから獲得できるものの一つとしてたまごというのがあります。たまごは一定の距離を移動することで孵化することができるのですが、そのたまごの孵化を自宅でもできるように自宅での掃除など家の中でのちょっとした移動でもその距離が稼げるようになりました。
また、レイドバトルとよばれるジムにときどき出現する強力なポケモンを付近の人と協力し倒すことでそのポケモンを獲得するチャンスを得られるというシステムでは、リモートレイドパスというアイテムを追加することで遠くに居てもレイドバトルに参加できるようになり、自宅だけでも楽しめるような変化がありました。

これら以外にも一時的に"おこう"とよばれるアイテムの効果時間増加など小さな変化がたくさんありますが、全部書いていると長くなるので割愛します。

ドラゴンクエストウォーク

『ドラゴンクエストウォーク』(略称: ドラクエウォーク、DQウォーク、英語表記: DRAGON QUEST WALK)は、スクウェア・エニックスとコロプラによって共同開発され、スクウェア・エニックスによってリリースされている、Android・iOS対応位置情報RPGゲームである。(Wikipediaより引用)

ドラクエウォークもゲーム上に表示される地図が現実世界と連動していて、実際に移動することでマップ上に敵モンスターが出現します。そのモンスターを倒したりストーリークエストを進めていくことでキャラクターのレベルをあげたり装備を強くしたりメンバーを増やしたりとRPG要素が強めの位置情報ゲームです。

ドラクエウォークはどのように変化したのでしょうか。
ドラクエウォークは初期の頃しかプレイしてなくて最近の状況が私自身わかりませんが、ざっと調べた限りだとこういう感じでした。

・アイテムの配布
クエストの目的地を自分が好きな場所にできるアイテムである「導きのつばさ」や自分の周囲にモンスターを呼び寄せるアイテムである「においぶくろ」などのアイテムを無料配布することで必要な移動を減らし、自宅でも遊びやすくなりました。

テクテクライフ

テクテクライフはニコニコ動画などで知られるドワンゴより配信されているスマートフォン向けRPG、位置情報ゲームアプリです。
テクテクライフは上記2つの位置情報ゲームとは違いモンスターは出て来ず現実世界と連動したゲーム上に表示される地図を使い、移動することで自身の周囲の土地区画(街区)を塗りつぶすことができます。そうして色々な場所に行って日本の地図を塗りつぶして自分の行ったことのある場所を記録したり日本地図を全て塗りつぶすことを目的としたりプレイヤーのプレイスタイルによって様々な楽しみ方ができるゲームです。

テクテクライフは終了したテクテクテクテクのリメイク作品として2020/10/01というコロナ真っ只中にサービス開始しました。
そんなコロナ情勢の中開始したテクテクライフはどのような工夫をしているのでしょうか。

・移動を全くしなくても日本全国を塗りつぶすことができる
テクテクライフはとなり塗りやはなれ塗りといった機能がありすでに塗りつぶした街区に隣接したところなら離れていても塗りつぶすことができたり、字(あざ)を一定割合以上塗っていたらエリアが隣接していなくても塗りつぶすことができたりとある程度レベルが上がると家から一歩も出なくても遊ぶことができます。
また街区ガチャによって日本全国の未所持街区の中からランダムに1箇所獲得できる機能があり、離島プレイヤーなどでも本島を塗りつぶしやすくなっています。

駅メモ!

『ステーションメモリーズ!』(通称駅メモ!)はモバイルファクトリーが開発、運営しジーワンダッシュ(g1dash,Inc.)などから配信されている位置情報ゲームです。
駅メモは上記の位置ゲームとは違いゲーム上に表示される地図を見ながらプレイするというわけではなく、実際の現在地から一番近い駅にチェックインすることによって陣取り合戦のように駅の取得を争うゲームです。

・移動しないことがメリットに
駅メモ!は移動しないことがプレイヤーにとって得になるような対策をしていました。現在開催中のイベント(~2021/05/31)では1日の移動距離が長くなればなるほと獲得できるポイント数が減ってしまうというようなイベントを開催することによってプレイヤーたちの不必要な移動を減らすという工夫をしています。

おわりに

いかがでしたか。位置情報ゲームはステイホームが必要になりプレイヤーの減少が危ぶまれている中、自宅だけでも遊べるような工夫や移動しなければいけない距離を減らすことによってプレイ人口の減少を抑えつつコロナの蔓延防止に尽力していることがわかりました。

この記事を読んで、位置ゲーを離れていた人やGPSを使ったゲームが気になっていたけどご時世的に嫌厭していた人がこのGWに位置ゲーを遊んでくれることを願っています。

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