あの方々にズームイン!”Resident Presidents”の舞台裏とBrexit

「出会ってから数年・・・あなたは茶化してばかりで、本当の姿を一度も見せてくれないのね。」
と思っていたら、やっと”Resident Presidents(長いのでRPと書きます)”の舞台裏についての放送を見つけました!

BBCに”Over to you”というコーナーがあるようで、2016年6月頃にとうとう”RP”の製作者と俳優さんがインタビューされたのです!
“Meet The Resident Presidents”
http://www.bbc.co.uk/programmes/p040wyvr

その説明に”The two fictional African leaders, Olumshambles and Kibarkingmad impart their skewed vision of the world every Friday on Focus on Africa.”とあって、「あーやっぱりフィクションのアフリカリーダーなのよね」と分かりました。訳は「現職大統領」かなー?と思いつつ、もしかしたら実在の人をパロディにしてるかもと思ったりしていたのでした。すっきり。
「毎回楽しみにしてる」というリスナーの声とかあって、「おお仲間が!」と共感。
「(RPが」アフリカ諸国に対する偏見を増大させている」こともあるのでは?との質問に、俳優さんが「もちろんそれは自覚している。ただ偏見は真実をつくこともある」と言っていたりとか。

何より含み笑いで話すOlumshambles と Kibarkingmad役の方の声が、普通に話すと低音かつ知的に響いて、ああこんな素敵な声も下品でおバカな事を話すと、何故かはまるんだなあと思ったり。

あまりおおっぴらに番組データを残さないのは、内容が物議を醸しだしすぎるからだと思うので、これからもマニアックに暴れて欲しいです。
(金曜日のPodcastに入っていない回があると、クレームがあって廃止になったかと心配になっていましたが、まだ続きそうで良かったー。)

ちなみにこのコーナーの時に収録していたイギリスのEU離脱については以下で聞けます。
Resident Presidents talk Brexit
http://www.bbc.co.uk/programmes/p04032qz

簡単にご紹介すると「Daveのやつ、だからやめとけっていったのに!」「ほんとだよ」と
キャメロン首相(当時)についてDave呼ばわりしさんざん揶揄する二人。最後には「じゃあAfrican Unionに入ればいいじゃないか、歓迎する!」といいだす始末でした。(またそのくだりが。。)

いつもツボだったのが、彼らがアメリカ“United States”について話すときに”Not So United States”と表現することなのですが、今は現実味を帯びてきて笑えない・・・。ここでは英国について”Not So Great and Not So United Kingdom”と言っていましたよ・・・。