私は覗く。

私の身体という境界面を境に
内と外に世界を隔てる。

身体の外側に視える世界は
実は私の大部分を占めている。

身体の内側の世界は
私の一角に過ぎない。

私とは
外の流れと内の流れによって
綴られている。

外の流れの私が
この身体を通して
流れを変えることで
世界を視ている。

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