【中国日誌】463日目 22.11.26

私は私の指を動かそうと必死になる。指が私なら、そんなことで必死になることは無いのだろう。指は私ではない。私のこの身体は私ではない。私はこの身体に憑依しているに過ぎない。体に憑依することで、体との感情と一体化する。恐怖、歓喜、空腹などの体が感じる感情を私は共有できる。だから、私は体も私と勘違いしてしまっている。私は体を私と呼ぶには遠いところにいる。いつか、体と私が溶け合って、すべてが私と呼べるようになればいいなと思う。ただ、その時はいつか朽ち果てるこの体との別れが、どうしようもなく辛くなるに違いない。体に感謝を。

朝4時40分に起き、支度と日課。ピアノを2時間弾いて、11時半に外出。髪を切った。そして、その後ふらふら、街中を歩いて、服屋でよさげな服を探した。特に収穫は無かった。食材を買って帰って、ご飯作って食べて、16時過ぎくらいに眠くなり、眠り、そのまま次の日を迎えることとなる。

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