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なぜ年と共に時間の進みが速くなるのか

時間の流れは速く、あっという間に過ぎてゆく。空を見上げれは澄んだ青色、時間がゆっくりと流れているようであるが、振り返ればもう昨日が終わっている今日。なぜあっという間なのかと考える。そもそもあっという間と気づくのは過去を振り返っている今である。故に今の過去に対する捉え方が時間の感じ方を変えているのだと考える。

という事は、年齢とともに過去に対する捉え方が時間の進みを変えているという仮説が生まれるのである。

私の記憶は人生の歩みと共に増えていっている。即ち、記憶の分母が増えていく。それに対して、1日の時間は一定であり、脳がインプットする1日あたりの情報量もおおよそ一定である。あとは割合の問題である。1日の分子は幼少期からほぼ一定であるが、記憶の分母は日々、蓄積されていっている。故に、1日の記憶に対する感覚は日々、分母の増加に従い縮小していっているのである。これで、年と共に時間の立つスピードが速くなる理由は説明できるのである。

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