【中国日誌】101日目 21.11.27

濁り澱んだ一日。お世辞にもすがすがしいとは言えない朝。少し胃がむかむかする。全てがだらだらと流れ、時間を浪費しているという焦りが、さらに不快感を助長させていった。しかし、精神はそれでも安定を維持していた。精神の強さに感謝を。

朝9時に起きる。体内に残ったアルコールのせいで睡眠の質が悪かったから、その分を時間でカバーした形である。そしてお風呂に入り、日課を始める。しかし、どうもいろいろとめんどくさくなってしまい、動画を見る時間が長くなる。ようやく一通りの日課が終わったのは17時前。それでも日課を日課として維持できたことは誇りに思いたい。どんなときでも続けれるものが日課だからである。自動化されていた日課ですらこんなに障壁をもって達成しなければならないのだから日課でなかったら危なかった。ポジティブに捉えよう。

日課を何とか終わらせ、晩御飯の材料を買いに外に出かける。外の空気はおいしく、心地よい気持ちになれた。やはり外が一番である。部屋の中でずっと過ごすのは、正直言って刺激が足りない。食材を買い、部屋に戻って、ご飯をつくって食べる。少し食べ過ぎたのか、胃液で傷ついた腸にはハードだったのかは分からないが、その後、腹痛で汗を流す羽目になった。この汗は生姜をたくさん食べたから代謝が良くなったことによる影響の可能性もある。しかし、真相は闇の中。珍しく、Amazonで邦画を見ていたので寝る時間が22時近くになってしまった。実のところ、途中途中のトイレの時間が長かったせいでもある。

出来事は負の要素が多くも、精神的には安定が保てた。体が負の状態に包まれると、どうしても負の感情が湧き立ち、不の思考へと走ってしまう。これは人間のごく自然な思考パターンであるが故に、意志の力でこのステップを途中で止めてあげなければならない。むしろ止めれたときはメリットが大きい。いい経験値を得れたと思う。経験に感謝したい。

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