単知

一つしか知らないの意。
又は一つの知っていることが全とする見方。

故に諸現象を一つとしてしか認識できない。

区別という思考は単知ではできない。
犬の顔の見分けがつかないのも
発音の微妙な違いが分からないのも
知が単一化しているからだ。

違いの細分化。
区別が世界を押し広げる。