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小さなミーム

小さなミイには子ネズミが大きな猫に見えるらしい。だけど小さなミイにはムーミンがムーミンに見えるから、小さなミイはムーミンが好きなんだといことになるらしい。そうか?ミイはムーミンが好きなのか?女心は微塵も分からん。黒川伊保子の「恋愛脳」は衝撃だったな。女性はまったく予想だにしない考え方をするという事実?の提示。旅行って観光じゃなくて、お土産買うために行くのか?マジか?これじゃ同じ土俵で戦え?ないじゃん。まあ、闘えてないんだけどさ。一生だめだな。うん、だめだ。

ミイといえばピンクレディだが(いや「ミー」か)、ミームといえばドーキンスが言い出したとか言わなかったとか。ライアル・ワトソンの百匹目の猿みたいな話?辛島で海でイモ洗いをする猿が百匹を超えたら、別のところで別の群れがイモ洗いを始めるって話。ありゃ創作だそうだけど。知識や文化は遺伝的に伝わるのか。昔はカニバリズム(人食いね)で知識を文字通り食らうって風習もあったみたいだけど。心臓移植すると、移植した心臓の元の持ち主の記憶がふっとよみがえるとか。将来、脳の移植が行われるようになったら、元の身体の記憶やら知識やらも継承されるのかしら。体が覚えてるっていうこともあるじゃない。

人は自分の経験を誰かに伝えたいと思うけど、なかなか伝わらない。自分の経験は自分のものでしかなくて、たぶん本当の意味で人と共有することはできない。一番伝えたいのは自分自身だったりするんだけど、過去に戻れない以上、伝えるすべがない。ただ、因果関係は実は逆転してて、未来の出来事が過去を形作ってるということが本当だとしたら、そもそも伝えられないことを思い悩むことなんて気にすることもないのかもしれない。

先のことは分からないから、希望を捨てずに生きていくんだけど、仮にそれが決まった道をただ歩んでいっているのでしかないとしても、小さなことでいいから、叶えていきたい、叶ってほしい、そう思うよ。

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