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神社と夏の余韻

神社にはよくお参りに行く。近所には4つくらいお社がある。職場に行く途中でバスから見える神社には、心の中で手を合わす。昼休みの散歩コースにある神社には、毎日お参りする。帰りにパン屋に寄るときは、そのそばにある神社に必ず立ち寄る。今日は、休みなので、近所の散歩ついでに、地域の鎮守の神様のお社にお参りに行く。日中、暑いさなかなので、境内に人影はない。ご神体の鏡を見ながら、二礼二拍手一礼。風が吹いて、絵馬が揺れる音が聞こえる。お参りすると、よく風が吹く。伊勢神宮にお参りに行ったときは、御簾の中から風が吹いてきて、中が垣間見えた。どうやら、これは、おめでたいことのようで、感謝する。体調がいまいちの時も、神社にお参りすると、ちょっと元気が出たりする。何が、そう感じさせるのかは分からないが、背筋が伸びる気がする。9月になって、少し日差しが和らぐかと思ったけれど、相変わらず、やられっぱなし。それでも、虫たちは、秋に向かって、立ち居振る舞いを変えている。空は、抜けるような青さではなく、筋雲が棚引いていたりする。ときどき、遠くに入道雲が盛り上がっていて、雷が光っていたりするのも夏の名残を感じさせる。暑さと冷房でコテンパンだけど、そういう季節の流れに浸ると、気力が回復するように思う。毎日毎日を少しずつ歩いていこう。

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