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これからのこと

来し方行く末、そんな言葉がある。来し方は、いろいろあったような、なかったような。なかったような。だから行く末が不安になる。言葉にしたくない不安。力を奪い去る不安。どこにも向けられない不安。そんな中、たまたま見たテレビ。サンチャゴ・ベルナベウへの巡礼のドキュメント。年寄りが歩く歩く。ドンドン歩く。登場人物が言う。86のお年寄りが人生の目的がないと楽しくないと言って巡礼の道を歩いているって。いくつになっても元気でいいんだって。すごいよ。来年還暦のDJも言ってた。60から70の自分がどうなるか楽しみだって。今年の夏はサーフィンやるって。そういや、新聞に投稿してたご婦人も書いてたな、還暦になるのが楽しみって。みんなその力は、気力は、エナジーはどっから来るん?自分は、やってこなかったことが多すぎやしないか。これからできるんか。夜になれば、自問できる。昼は辛くてな、問うことすら。毎日が時間の積み重ね。その時間は、過ぎてほしくもあり、過ぎてほしくもない。夏が来る。夏は明るいから、ありがたいが。その間に、問いに答えが出せるとよいと思う。自分はきっと運が良いのだいから。と、そういうことにして。とりあえず、立ち止まったままなんだけど。

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