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LOVE・オブ・マイライフ!大きなお世話だよなあ

親切が身上だ。陰ひなたなく、親切にする。だけどなあ、感謝されないような感じがね。いや、感謝されるんだよ。だいたいは。でも、だんだん、やってあげるのが当たり前みたいな。やらないと、なんやねんって感じにね。職場に、やっぱり親切な人がもう一人いるんだけどね。普段からちょっと不機嫌な顔していながら、頼まれたことはやってくれちゃったりする。で依頼を受けるとき、ちょいと「えー」っていう雰囲気を出す。ポーズだけどね。それが、戦略。ではないだろうけどね。さらに、やりたくないことは、割ときっぱり断ったりするし。そんな感じなのに、頼まれごとやってあげるから、受け手は、ああ、やってもらったあって強く感じる。自分といえば、やりますよ!って待ち受けてる感があるから、ありがたみがない。より一層の親切の上乗せを期待される。下手すると、親切があだ。なんか、いいように使われちゃってる?一方、くだんの同僚は、親切をやり切る感じがある。道を訪ねられたら、自分なら行く先を示すだけだけど、その人は案内しちゃうような。その意味では、根っから親切なのかもしれない。自分、そこまでやるのは面倒。その面倒くささ加減が、受け手に伝わってる?だから、感謝されないか。感謝されるためにやってるわけじゃない、なんて言ったりはしないよ。感謝されたいじゃん。やって当たり前みたいに思われるのは、しんどいじゃない。そのへんか。そういうとこか?くだんの同僚は、根の親切さが伝わってる?そうか。そこか、そこだったか…。なんて、納得しかけたけど。違うんだなあ。けっきょく、生きる上の戦略、演出がないだけ。修行が足りんよね。正直者は馬鹿を見る、じゃなくて、正直者は馬鹿なんじゃない?ってことだ、な。

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